触れる 10 ページ41
＿修学旅行当日。
芸能活動してる子は
ほとんど不参加だった。(佐野くんと隼くんも)
私は、学校生活は普通にしていて、
お仕事は土日のみに入れている。
京都も奈良も心置き無く楽しんだ。
二日目の夜、並べられた布団に横になる。
女の子が集まれば定番の恋バナになった。
そこで有り難くない情報が入った。
"佐野くんは 高等部に 彼女アリ"
"佐野くんは 彼女が途切れた事がない"
…それもそうか、と妙に納得した。
あの後も佐野くんは、私との間には
まるで何も無かったように変わらなかった。
だって …彼女がいるんだから。
慣れててもおかしくなかったんだ。
流されて、つい、ってヤツ…。
私には初めてだろうが関係無い。
何も知らず隙だらけだった私が悪い。
本当にバカだ。
むしろ彼女さんに申し訳ない。
忘れればいい…。
なのに、悲しいのは何でだろう。
思いのほかダメージを受けてる。
ぐるぐるぐるぐる考えていたせいか、
熱を出して、翌朝、先に帰る事になった。
引率の先生に送られて家に帰る。
そこでやっとホッと出来た。
我慢して閉じ込めてた涙が溢れた。
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あーこっと(プロフ) - １つ１つの動作の表現にあー！！！って萌えてます...。さのれお凄まじいです...。ステキな作品ありがとうございます( ^ω^ ) (2018年4月27日 21時) (
レス) id: c5669fd06b (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - 渚さん» ありがとうございます。とっても励みになります！これからも、頑張りますね！ (2017年11月2日 6時) (レス) id: 3f78a71996 (このIDを非表示/違反報告)
渚 - 大好きです！ (2017年11月1日 19時) (レス) id: 14484aaa53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぁ | 作成日時：2017年9月29日 16時
