月下の光に包まれて【怪盗キッド】

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ガシャンッと物凄い音を立てて



部屋一面に張られた鉄格子。





相変わらず、すごい仕掛け‥と苦笑いを浮かべたA。





A「何これ、重量センサーとかですか？」




次郎吉「その通りじゃ！キッドキラー！」





コナン「(囲むの好きだねェ、このジイさん)」







ふむ、キッドキラーというよりは



キッドホイホイだな。




どちらかというと、私は






と1人で笑う。






次郎吉「秋津くん！中に転がっているタバコを始末してくれ！」




秋津「あ、でも‥中に入ったら今みたいに‥」





次郎吉「たわけ！スイッチは切っておる！今のうちにさっさと片付けんか！」





鈴木の張り上げた声におどおどしながら、中に入りタバコを探す秋津。




どうやら、彼 “ も”


新入りのようだ。





次郎吉「毛利探偵も小わっぱもお嬢さんも帰りなされ！


今夜は何もありゃせんよ！」




コナン「う、うん‥」




ケータイの電源を入れてみるが、快斗(アイツ)に聞いても



返ってこないのは私が1番よく知っているし。




まあ、連絡がないってことは



ヤバイのに巻き込まれてはいないってことだろうし。







小五郎「んー、じゃあ帰るか」





と言うおじさんの言葉に頷いた。

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