トリプルフェイスの真実【降谷零】

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気が重い。





園子と蘭が退院祝いにポアロでケーキを奢ってくれるらしい。







もう一度言う。







気が重い。






新一から聞いた。


バーボンが病院まで運んでくれたって。



私、今回



足しか引っ張ってないし。



その上‥？




「何も言ってくれない」なんて出しゃばって。







園子「ホラ、A行くよ？」




蘭「そうそう安室さん待ってるよ！」







待ってないって。



なんなら、邪魔者扱いだって。




蘭と園子に両側からガッシリと掴まれ、ポアロの道を行く。





2人は‥




お見通しだね。







私がバーボンを好きだ、ってこと。







蘭&園子「「こんにちはーーー！」」





A「あっ、ちょっ‥まだ腕痛いんだって、！」





2人から勢いよく腕を離され、思わずコケそうになる。






バーボン「おっと、」






ガッシリと腕を掴まれ、何とかバランスを保つ。






A「あ‥ごめん、なさい」





安室「いえ、いらっしゃいませ」





胡散臭い、作り笑顔に思わず睨みそうになった。




ダメダメ。





A「園子、蘭！ケーキ奢ってくれるって本当！？



ちょー楽しみっ！」





そうはしゃぎ、指定された席へ着く。





梓「相変わらず、J Kは元気ですね」




安室「‥‥ですね」

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