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カチカチ、とだけ鳴る時計が



進むたびに人の数は減って。




店内に差し込んだ光もオレンジ色に。






みるくは梓の代わりに入って来た安室を見た。



彼はコーヒーカップを拭いている。




みるく「あむろ‥






ガチャッ、






彼を呼びかけようとした時ドアが開いた。




客の知らせを教える鈴がチリンチリン、と鳴っている。





安室「いらっしゃいま、」



彼は相手がコナンだということが分かると、口を閉ざした。






コナンのメガネが夕日で反射している。




そして、顔を見上げて私たちを交互に見た。





その目の動きは安室で止められると、








コナン「‥‥‥うそつき」









許し切った笑顔を見せて、コナンはそう言った。






安室「‥‥君に言われたくはないさ」





彼もまた、コナンを見下ろして



優しく微笑んだ。







みるく「え?」





状況についていけずについ、漏らした声。


2人はキョトンと同じような顔をしてみるくに顔を向ける。





コナン「‥みるくさん、そういうことだから。


‥‥‥‥‥よかったね」





ゆっくりと、みるくの瞳は開かれる、



全く具体的な答えではなかったけどその意味はすぐに分かった。







ずっと望んでいた答えだったから。

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チョコレートコスモス(プロフ) - 明里香さん» ありがとうございます。 (2018年5月20日 20時) (レス) id: 2f5d7e1b5a (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 誤字がありました。17話の操作ではなく、捜査です。 (2018年5月20日 17時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレートコスモス(プロフ) - スタミュ ラブさん» ありがとうございます〜!安室さん、本当かっこいいですよね(^^)気まぐれで書き始めるかもしれませんのでチェックしてください笑 (2017年6月23日 22時) (レス) id: b5deddff93 (このIDを非表示/違反報告)
スタミュ ラブ - こんにちは!小説全部読みました〜♪ 凄く面白かったです!安室さん格好よすぎです!安室さんの小説もっと作って欲しいです!これからも頑張って下さい! (2017年6月23日 21時) (レス) id: 2755443495 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレートコスモス(プロフ) - 夜大好き!さん» お恥ずかしながらシリアス展開を書くのが苦手でして‥(;o;)拙い文章ですが、よろしくお願いします! (2017年5月21日 18時) (レス) id: b5deddff93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チョコレートコスモス | 作成日時:2017年5月12日 18時

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