Milk Tea 【安室透】

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神立「わ、笑ってたんだ‥。オレが採点が間違ってるって怒鳴ったらこれってアメリカ時代の癖でって笑ってたんだ」





目暮「だから彼女を‥」




神立「知らなかったんだ！日本とアメリカで採点方法が違うことを」




情けない。


いい大人がそんなことで‥。





ジョディ「確かに採点方法を日本のやり方にしなかった夏子にも非はあるけど‥答案用紙をちゃんと見れば分かったんじゃない？」




神立「カッとなっちまってそこまでは‥」




俯く神立。

本気で怒ると人は変わる‥




時には、心の優しい人でさえも。






それは‥‥彼にも当てはまるんだろうか。




唇を噛みしめる。





高木「じゃあ、車を盗まれたっていうのは‥」




神立「うそだよ。車から彼女の髪とか出たらやばいと思って知り合いに預けたんだ」





「す、すみません！今、病院から電話があって渋谷先生の容体が悪化したって！！危険な状態だって！！」




慌てて職員室に入って来た1人の先生は声を張り上げる。









ジョディ「(な‥夏子)」



呆然と、立ち尽くすジョディをなんとか奮い立たせ病院に向かった。

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