Milk Tea 【安室透】

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菅本「え、ええ。彼女が家にたどり着くまでほとんど毎日‥護衛してたというか‥。」



何考えてんのこの人‥。



みるくはそう思ったが、彼はまだ続ける。





菅本「まぁ護衛と言っても彼女に気づかれないようにじっと見守ってるだけなんですが‥。


たまに彼女がこちらの気配に気がついてキョロキョロするのがまた愛らしくて‥」




みるく「完璧、ストーカーじゃないですか」



ボソッと呟く。



菅本「守ってあげなきゃ‥って実感するというか‥」



どうやら、みるくの声は届いていないらしく目を閉じて渋谷先生の様子を思い出しているらしい。




ジョディ「それをストーカーっていうのよ！」



菅本「ひいぃっ！」



ジョディの厳しい言い方に怯む。



目暮「まさか彼女にそれを指摘され、カッとなって‥」



菅本「そんなことしてませんよ！本当に彼女は8時半
過ぎにはここからいなくなっていたんです！



それに彼女のカバンの中に採点済みの解答用紙が入っていたんですよね？


そんなもの持って帰っちゃいけないなんて、同じ教師の自分なら分かりますよ！」



ペラペラと自分が犯人であることを否定する菅本。




みるく「わざと答案用紙を入れたってことも考えられなくないよね？コナンくん」



コナン「そだな」



コナンの身長に合わせてしゃがみこむ。

事件の事を考えていて上の空な彼。







安室「関わらないでくださいね？」



みるく「へっ？」



慌てて、立ち上がるみるく。

不思議に思って隣に立っていた安室の顔を伺う。


が、平然とにこやかな顔で真っ直ぐ向いている。

相変わらずみるくの方は見ない。





‥‥‥、関わらないでって私に言ったんじゃないのかな？

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