Milk Tea 【安室透】

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もう一度、菅本から昨日自分がやっていたことを聞き出す。




菅本「さっきも言いましたけど、自分は本当に体育用具室で用具の整理を8時半までやっていたんです」



ハンカチを取り出して、汗を拭う。



菅本「もう夜遅いので一緒に帰ろうと思い、この職員室に渋谷先生を誘いに来たんですがいらっしゃらなくて‥」




高木「渋谷先生と一緒に帰る約束をしていたんですか？」




菅本「あ、あぁ。いえ‥夜道を帰るのに男の自分がいた方が心強いかと思って‥」



安室「そういえば、あなた‥以前渋谷先生に告白して振られたことがあるそうですが」




安室の説明に、一同はどよめく。




菅本「かっ、彼女から聞いたんですか？」



語尾に信じていたのに！とでも付きそうなくらい、彼は焦る。



安室「いいえ‥他の先生方に聞いたんですよ」



菅本「えっ、」



ダメージを受けたのは変わらなく、彼は菅本の後ろにいる先生達を見た。


気まずそうな顔をして、目をそらされる。




安室「以前、渋谷先生からストーカー被害の連絡を受けてここを訪れた時にね‥


だから、貴方は要注意人物だとマークしていましたよ」





ジョディ「まさか夏子のストーカーってあなただったわけ？？」



ジョディは菅本に詰め寄る。



菅本「ぎゃ、逆ですよ！逆！自分は彼女を良からぬ輩から守っていた方で‥」



ジョディ「守ってたぁ！？」

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