Milk Tea 【安室透】

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ギッ、と目を安室に向けジョディは声をあげる。



ジョディ「じゃあ、あなたは重体の夏子をそのまま置き去りにしたってわけ‥？」



言われてみれば。


なんとなく、ドキリとして安室を見る。



安室「もちろん‥救急車が来るのを見てから立ち去りましたけど？それが、なにか？」



ポーカーフェイス、上手いんだ‥。



安室さん。



私が話しかけてから、安室は目を合わせてくれない。






ポアロでの彼なら‥私が安室さんを見るたびに、気づいて



こっちが恥ずかしくなっちゃうくらい


爽やかに微笑んでくれるのに。




キャメル「ジョディさん、」



思いっきり不機嫌な顔をする彼女に釘をさすため、キャメルは小声で名前を呼ぶ。



高木「ま、まぁまぁ！ジョディ捜査官は渋谷さんとご親友だったそうなので‥」




安室「なるほど‥ご友人でしたか。だとしたら、FBIに恨みを持った輩の仕業って線も考えられなくはないですね」



ジョディ「あのねぇ‥？」



みるく「安室さん！？」



思わず、名前を呼んでしまった。



なんだか彼が‥ムキになって言っている気がしたから。



安室はハッとしたが、みるくの方には目を向けずにすぐにまた、表情を戻す。



コナン「‥ねえねぇ、それよりさ！


もう一度ちゃんとお話し聞いてみようよ！

今んとこ夕べ渋谷先生と会えたり、会う約束をしていたのはあの3人だけみたいだからさ」



つまりは


一同は、犯人は体育の先生である菅本、生徒の親御さんである神立と上野の中にいる‥



と確信したのだった。

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