Milk Tea 【安室透】

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「僕は彼女からストーカー被害の依頼を受けていたんですから」




みるく「安室さんっ‥！！！」



コナン「(バーボン、だと！？)」




エプロン姿でない彼を見るのは初めて。


よく考えれば、お店以外で会うのは‥あの日依頼。


私を助けてくれた‥、あの雨の日。


ツカツカと、ポケットに手を入れてこっちに向かって来る安室。



安室「遅くなって申し訳ありません、警部さん」



目暮「呼んだのかね？」


高木「それが‥彼女のケータイの通話履歴に彼の番号もあったので」



安室「で？‥そちらの2人は英語の先生か何かで？」




一度も、自分に向けられない瞳は



挑発的に、ジョディとキャメルに向けられる。





なぜだか、それが無性に焦って。




高木「いえ。そちらはFBIの方でして‥訳あって操作の協力を」




安室「ほう‥？FBI、ですか。



アメリカ合衆国連邦捜査局ってやつですね？

よく、映画やテレビドラマでお見かけしますよ。




手柄ほしさに事件現場に出張ってきて、ドヤ顔で操作を引っ掻きまわし、地元警察に煙たがられて‥


視聴者をイラつかせる捜査官」






安室、さん？


いつもの彼とは‥違う。



キャメル「なにっ？」





彼の言葉にキャメルとジョディは顔をしかめる。



安室「あぁ、別にあなた方のことを言っているわけじゃないですよ。


たまたま僕が観たドラマがそういうストーリーだったので‥」






安室は両手を横に振って、彼らを宥めた。

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