memories4 ページ8
入学式。
初めての1人での入学式。
何とか隣の席の子には話しかけたものの帰り道は1人。
いつもだったら3人で一緒に‥。
「A!!」
A「陣平!どうしたの?」
松田「どうせ一人で泣いてんじゃねーかと思ってよ。見に来てやった」
A「な、泣いてないよ!!」
松田「そーか?泣きそうだったぜ?」
顔を覗き込んでくる松田を押し退けてAはスタスタといく。
本当はすごく嬉しかったのにね。
松田「かわいくねえ」
A「ハイハイどうせ私は可愛くないですよ」
そうやって二人で言い合いしながら桜並木を通っ
た。
松田「嘘だって。本当は‥」
松田が何か言い掛けた時だった。
Aの瞳には数百メートル離れた先で老人を助ける萩原の姿が目に入ったのだった。
松田「A?」
松田もまた、Aの視線の先に萩原がいることに気がついた。
A「あ、ごめん何だっけ?」
松田は笑って「何でもねえよ」と言って萩原を呼んだ。
聞き返したのにその後は教えてくれなくって。
本当はあの時‥なんて言おうとしてたの?
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チョコレートコスモス(プロフ) - あおさん» わー本当ですね( ; ; )失礼いたしました!教えてくださりありがとうございます (2022年6月1日 21時) (レス) id: 4ab3666003 (このIDを非表示/違反報告)
あお - 松田の名前、陣平ですよ。 (2022年6月1日 19時) (レス) @page1 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チョコレートコスモス | 作成日時:2022年5月28日 17時