1-4 ページ28
ガヤガヤと窓の外が騒がしいことに気がつき、女の子と男の子が見つめた。
A「そういえばハロウィンですもんねえ‥。君はパーティした?」
「う、ううん。僕ちょっと忙しくて」
A「そっか。帰る時は気をつけてね、人多くて大変だし最近ここの近くでガス漏れ騒ぎがあった‥って」
「うん、お姉さんもね」
A「そういえばまた‥ガス漏れだったんだ」
顎に手を当て思考を巡らすと、下から男の子が顔を覗き込んできた。
「お姉さん大丈夫?」
A「う、うん‥あの毛利さん‥。3年前と最近あったガス漏れ騒ぎって‥本当にただのガス漏れ‥だったんですか?」
小五郎「3年前?さあ‥覚えてねえなんなこと」
「お姉さんはなんでそんな3年も前の小さな事件のこと覚えているの?」
A「ああ、親友の命日の前日‥だからね」
はあ、とため息を吐く。
子供にこんな話している場合じゃなかった。
帰らないと。
「お友達?それって‥‥もしかして警察の人?」
A「え、どうしてそれを‥」
「そのお友達、11月6日の日に何か言ってた?」
A「え?ええっと‥持つべきものは萩とガムだなって、あ‥萩ってのはもう1人の友達なんだけど、」
そういや、零くんとも同じ話したな。
メガネをかけた少年はAの話を聞いて考え込むように俯いた。
なんなの‥この子‥。
144人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「降谷零」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チョコレートコスモス(プロフ) - あおさん» わー本当ですね( ; ; )失礼いたしました!教えてくださりありがとうございます (2022年6月1日 21時) (レス) id: 4ab3666003 (このIDを非表示/違反報告)
あお - 松田の名前、陣平ですよ。 (2022年6月1日 19時) (レス) @page1 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:チョコレートコスモス | 作成日時:2022年5月28日 17時