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降谷「そういえば君は3年前の11月6日、松田から何があったか聞いているか?」
3年前の11月6日。
ちょうど陣平の命日の前日。
A「確か‥雑居ビルでガス漏れがあったとか‥なんとか」
降谷「‥‥ああ」
A「分かんないよ‥2人とも、仕事の話はあんまりしてくれなかったから‥。何か訳わかんないこと言ってたけど‥持つべきものは萩とガムだなーって」
降谷「ガム?」
A「うん」
降谷は顎に手を当て、思考を巡らせていたがどうやら彼にもよく分かっていないようだった。
降谷「とりあえず君が心配する必要はない。
分かったら、ハロのことを頼んだよ」
彼は涼しい顔をしてそう言った。
A「‥私は、ここにいちゃダメなの、?」
降谷「君にも仕事があるだろう。」
呆れたように笑って、ちょっと表情が優しくなった。
あ、笑った。
A「‥‥分かった。だけどもし、もし何か力になれることがあったら言ってね」
降谷「ハロを見てくれるだけで充分だけど、分かったよ」
彼がそう言うと、また目隠しをされ誘導されながら家に帰った。
陣平、研ちゃん、
どうか。
どうか彼を守ってね。
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チョコレートコスモス(プロフ) - あおさん» わー本当ですね( ; ; )失礼いたしました!教えてくださりありがとうございます (2022年6月1日 21時) (レス) id: 4ab3666003 (このIDを非表示/違反報告)
あお - 松田の名前、陣平ですよ。 (2022年6月1日 19時) (レス) @page1 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チョコレートコスモス | 作成日時:2022年5月28日 17時