1-2 ページ2
他愛も無い話を2人とする事が大好きだった。
私が落ち込んでいるとくだらないことを言って笑わせてくれて。
いつも3人一緒だった。
ある夏の日。
高校2年生。
一応、進学校だったため上級生の部活の引退は早く2年生がチームを引っ張っていくこととなった最初の公式戦。
松田はサッカー部、萩原は野球部に入っていた。
松田の試合の時は萩原と2人で、萩原が試合の時は松田と2人で応援に行っていた。
だけどその日はたまたま2人の公式戦の日が被ってしまったのだった。
私にとっては2人とも大切な幼なじみ。
だからこそ甲乙つけがたく、私がどちらの応援に行くかでちょっと気まずくなったよね。
松田「おい、萩‥。お前はいいだろギャラリーぎょうさんいんだからよぉ」
萩原「応援は1人でも多い方がいいでしょ?それにこればっかりは譲れないねえいくら陣平ちゃんでも」
松田「オイA、お前も黙ってねえでどっち行きてえか決めろよ」
A「そんなこと言われたって‥。」
松田「いいか、ぜってーオレんとこ来いよ!!」
そう言って松田は啖呵を切って家に入って行った。
喧嘩しているのにそれでも3人仲良く帰って。
馬鹿みたい。
結局、Aは松田の応援に行った。
なんでかって?
144人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「降谷零」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チョコレートコスモス(プロフ) - あおさん» わー本当ですね( ; ; )失礼いたしました!教えてくださりありがとうございます (2022年6月1日 21時) (レス) id: 4ab3666003 (このIDを非表示/違反報告)
あお - 松田の名前、陣平ですよ。 (2022年6月1日 19時) (レス) @page1 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:チョコレートコスモス | 作成日時:2022年5月28日 17時