【刀剣乱舞】鬼殺隊の任務 -本丸の護衛-【鬼滅の刃】

鬼殺隊.15 ページ15

夜戦の出陣…つまり、初めての仕事。

気合いが入る。


『わかりました。準備してきます。』

堀「準備が出来次第、転送装置の所へ集合…だそうです。」

『はい。…鶯丸さん、お茶ありがとうございました。美味しかったです。』

そうだけいって、準備をするために自室へ向かう。


鶯丸さんは遠くを見据えて、静かに言った。

鶯「そうか。……無事を祈る。」


『…はい。』


私は小走りで自室へ向かった。

来ていた服を脱ぎ、隊服を着る。その上に、また上着を来た。
下の方から段々と朱色のグラデーションになっているもので私の恩師がくれたもの。

日輪刀を持ち、急いで自室を出た。



転送装置の前へ行くと、部隊の方々はもう集まっていた。

鯰「あ、来ましたね！遅いですよ！」


『すみません、準備に時間がかかってました。』


主さんが出てきて皆言った。

主「今回の出陣は江戸です。結成は、隊長、山姥切国広。」

山「写しの俺になにを期待しているんだ…。」


吐き捨てるように言った。

山姥切さんは確か、この本丸の初期刀(堀川さんが教えてくれた)


主「脇差、鯰尾藤四郎」

鯰「任せてください！」


主「短刀、平野藤四郎」

平「わかりました。隊長を補佐して頑張ります。」


主「打刀、加州清光」

加「よし、3回連続出陣。俺、愛されてるよね」

主「太刀、獅子王」

獅「よっしゃ！やってやるぜ！」


主「最後に大太刀、石切丸」

石「そうか、よろしく頼むよ。」


これで、出陣の準備は整った。


自分の指を見ると、少しだけ震えていた。

確かに、今までとはスケールが違う。歴史を守りにいくのだ。


装置の前に並ぶ部隊を見る。



…大丈夫、弱気になんてなるな。


ぎゅっと日輪刀を握る。



山「部隊、出陣。 」


私たちの周りに、桜が舞い始めた。

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