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「オムライス売り切れだって、大ちゃん。」
「は！？まじ！？」
オムライスないの！？
なんで！！
「ハンバーグでいい？」
「…うん、。」
「そんなに悲しそうにしないでよ…」
ぴぴーっ、とハンバーグの食券が発券され、それを職員の人に出す。
「…あ、」
「ん？」
ハンバーグ…
そう言えば作るって約束、したよな…
「山田、」
「なに？」
「ハンバーグ作れる？」
「え、作れる、けど…」
「教えて！！」
「へっ？」
作ってあげるって決めたんだ！
家庭科の調理実習で作ろうとして学校のフライパンをダメにしたことなんかこの際気にしない！！
「どうしたの急に…」
「いや、ちょっとお兄ちゃんに作ってあげなきゃいけなくてさ。」
「え、大ちゃん、お兄ちゃんいたの！？」
「うん。最近再会したんだ。
だから言ってなかったけど。」
職員の方がハンバーグ定食を出してくれ、トレーを持って近くの席へ座る。
「へぇ…意外。」
「なにが？」
「大ちゃんが料理したいなんて今まで一言もなかったのに。」
「まあ…ちょっと事情があってね。」
真剣な表情に何かを察したのか、山田はそれ以上深く聞いてこなかった。
続く (更新停止中)
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のん - はじめまして！小説拝見しました！ 嫉妬から始まった高木君の恋。依存の様な感情から芽生えた有岡君の恋。兄弟の枠を超えた２人の端から見たら、異常な形のふたりの関係。そんな様々な感情が入り組んだこの小説が大好きです！ またの更新をお待ちしております！ (2021年4月5日 17時) (
レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
香音(プロフ) - まやさん» まやさん！！わざわざありがとうございます〜〜☆まやさんに言って頂いたからには更新頑張るしかないですね！楽しみにしていてください♪ (2019年2月24日 9時) (レス) id: b56784b6f5 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 香音さん移行おめでとうございます！たかありちゃんが家族として、恋人として…幸せになれる日まで見守りたいと思います＊ (2019年2月23日 23時) (レス) id: b929bba7e5 (このIDを非表示/違反報告)
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