君は最高のパートナー (ページ3)

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「それにしても、ニキ、大人になったね～」

私がそう言うと、ニキは一瞬目を丸くしてなんで？と問いかけた。

僕は！？僕は！？と騒ぐソヌを制止するジョンウォンはもうテンプレ。

「いや、なんか手握った感じ、
大人の男性の手になっちゃったなーって、数ヶ月前まで私よりも背の低いチビだったくせに、背もこんなに高くなって」

そういって頭を撫でると顔を赤くする。

年下を見るとどーーーーーしてもいじりたくなっちゃうのは年上女の性(さが)である。ByA

はーーカワイッ

そう照れてるニキを見てにやにやしていると、急に頭を撫でてる手を掴んだニキ

「やっと俺のこと男として意識してくれたってこと？」

「へっ？」

不覚にもドキッとしてしまった

いやいや、年下、しかも4～5歳差だよ？
あまりにも真っ直ぐな眼差しで見つめてくるから、
ニキをからかったこと少し罪悪感を感じてしまった
と同時に、ああホントに子供から高校生の男の子になってしまったんだなと寂しくもなった。

NK「俺もう子供じゃないから！」

そう言って私の頭をチョップした。

JW「ニキ！お姉ちゃんに何してんの！」

普段静かなジョンウォンがニキの頭をチョップ。

始まるチョップ大戦争。

SU「なになに楽しそー！僕も混ぜて！」

と高校生にして子供じみた遊びが始まる。

「ぶはっ」

そういうところがずっと子供なんじゃん
といって笑ってしまった

NK「やっと笑顔になった」

「え、なんで？」

NK「なんでもありませーーーん」

そういって笑うニキ。

たまに今みたいにニキが変に大人っぽく見える時がある。

嫌なことがあるとこの子達と遊んで、いつの間にか辛いことも忘れてしまう

この子達はいつも私たちに元気をくれる

「みんないつも遊びに来てくれてありがとね」

そういって私も笑った。