君は最高のパートナー (ページ2)

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大学が終わり帰宅。
家のドアを開ける。

「ただいまー」

？「あー！！だめ！ずるいよソヌ兄！」

学校から帰ってきて玄関のドアを開けると聞きなれた騒がしい声が聞こえる

SU「あはは！ニキが弱いんだよーだ！」

リビングに出るといつものトリオがテレビゲーム中。

ほぼ毎日遊びに来てるんじゃない？この子達

JW「A姉ちゃんおかえりなさい！今日もお邪魔してます。」

そう言ってにこっと笑いかけてるのはヤン･ジョンウォン。

礼儀正しくて賢くて実弟とは違った愛らしさがある高校2年生の男の子。

「はーいいらっしゃい！今日も可愛いねえジョンウォナは～」

そういってハグをすると流石に恥ずかしがって顔を赤くするところが好き。

こんな悪い大人に騙されちゃいけないよ、ジョンウォナ。

NK「やっほーA」

この生意気な坊やは西村力、
皆からはニキと呼ばれていて、日本から引越してきたらしく、昔からのご近所さん。というか、家が隣。
高校1年生の育ち盛りで、小さい頃は私よりも小さかったのに急に大きくなってしまった。

態度は昔から大きいけどね！

「やっほーニキ。
あーーあ、ニキがAじゃなくて、Aお姉ちゃんって呼んでくれる日はいつ来るんだろーなー」

NK「やーだね！ばーか」

そういってイタズラに笑った。
まあこんな生意気な所も可愛いんですけどね…結局。赤ちゃんみたいに笑うからなんでも許せてしまうのが罪。
でも甘やかしたらだめよA。
もうこれが子煩悩ってやつだよね(？)

SU「ねーちゃーん！僕にただいまは？」

そういって飛びついてきたこの…この天使のような笑みを浮かべる男の子は実弟のソヌ。

もうとにかく可愛いのだ。

私は世に言うシスコンというものらしいがそんなモノ気にしない。

「ソーヌ！ただいま！」

へへ～と笑う私の天使

ちなみにこの子、トリオで一番年上、高校三年生です。

小さい頃からこの3人と一緒に遊んでいたものだから、
家に居座るのも泊まるのもご飯を食べていくのも当たり前の関係、いわば家族みたいな関係。

NK「こらそこいちゃつくなー」

そういって私の手を握って姉弟を引き離すニキ。

あれゲームはどうしたんだ？？？

それにしても、大きくなった手にびっくりした。

SU「いいじゃーんAは僕のお姉ちゃんだからね！」

何も言い返せなくなったようでむっとした顔をするニキ。

弟たちの喧嘩は私にとって主食も同然なんです。