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走る走る走る。
後ろから追いかけてくるやつからひたすら逃げる。
「ｯなんで、アイツは俺の個性が効かないんだ！？」
後ろの異形をチラ見しながらそいつをまくために路地へと駆け抜けた。
＿＿
『ただいま〜。雛鶴さーーん！！』
宇髄家について真っ先に雛鶴さんを呼ぶ。
ちなみに拾った男の人は意識を失ったままである。
雛鶴さんはいつもの優しい笑顔で私たちを迎えてくれたが倒れている男の人を見ると目を見開いて師匠を呼びに行ってくれた。
師匠が来るのを待っていると一緒に男の人を抱えていた時透が口を開く。
「そういえばこの人結構鍛えてるね。
服もなんか個性的だし……
ヒーローだったりしてね」
『確かに。結構鍛えてる。
でもヒーローかぁ…。』
正直ヒーローにいい思い出がないので微妙な反応をしてしまう。
『あんなヒーローじゃなければいいな』
「…そうだね」
「テメェらまた厄介事持ってきたか？」
時透と話していると雛鶴さんと師匠が歩きながらきた。
師匠は私と時透が抱えている人を見て不思議そうな顔をする。
『師匠！なんかこの人路地裏に倒れてた！』
ずるずると男の人を引きずりながら師匠の元に向かう。
「まてまて、俺がそっち行くからお前は来るな」
師匠はそう言って近づくと
「……まずはこの男を布団に寝かせるか……」
と男の人を抱えて客室に向かった。
＿＿＿＿＿
「＿で、気になって路地裏を覗き込むと男が倒れていたと。」
師匠に男の人を見つけるまでの話を時透と一緒に伝えると目の前に座っていた師匠がぷるぷると震えている。
『師匠？』「宇髄さん？」
「お前ら馬鹿か！？もし鬼だったどうするつもりだったんだよ！」
下を向いていた師匠の顔がバッと勢いよく私たちの方へ向く。
もし鬼だったら……
『……考えてなかったです！！！！』
「笑顔で言うな！！
まだ刀貰ってねぇのに後先考えずに行動しやがって！」
ガミガミとまきをさんのように師匠は私たちに怒っている。
正直くそ怖いが師匠が私たちを心配してくれてるからこのように怒ってくれていると思うと胸がじーんと温かくなる。
『師匠の優しさが胸にしみる……』
「Aは今月の鍛錬倍にするからな。
楽しみにしとけよ」
『え"ぇーー！！！』
＿＿＿＿＿＿＿＿
鬼滅の刃16巻買ってきました……急展開……
ファンブックも買いたかったけど売り切れでした。
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赤みの黒(プロフ) - めっちゃ面白くて大好きです！無理せず頑張って下さい！ (2020年11月5日 9時) (
レス) id: b60d53a004 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 更新待ってます！！ (2020年8月14日 0時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
Yes！！ - 面白いです!！更新を楽しみにしているので（無理の無い程度に）頑張ってください!応援してます!！ (2020年6月14日 22時) (レス) id: 21f7438531 (このIDを非表示/違反報告)
青春を返せ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2020年5月16日 13時) (レス) id: f38cd6c1be (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 更新されるの楽しみ待ってます！！！ (2020年4月27日 19時) (レス) id: a9119a2c12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｽｩｯｯ x他1人 | 作成日時：2019年5月31日 18時
