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音を察知してドアの方をみる。
私の記憶が正しければこの音はあいつしか居ない。
「Aが起きたってほんと？
……あ、A。
おはよう。」
ひょこりとそいつは顔を覗かせた。
私が大変な目にあったのに普通に入ってきて普通に挨拶をする女の子のような見た目の子は1人しか知らない。
『と、時透ぅうーー!!!な、なんで……!?』
私の親友、若くして鬼殺隊の霞柱をしていた時透無一郎だった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
僕の記憶が戻ったのは結構最近で
記憶が戻る前は父と母、双子の兄と幸せな生活送っていた。
まぁ、それも前世と同じように壊れて行ったけれど。
前世と違うところは10歳で父と母が死に11歳で双子の兄が鬼に襲われ亡くなったところだった。
今世では4歳にして父と母、そして双子の兄3人とも鬼におそわれ家族をなくしたことだ。
僕が家に戻った時には家の中は大量の血で埋まっていた。
鬼を見た瞬間前世の記憶を思い出したが
そこからの記憶は曖昧で気づいた時には
これも前世と同じく鬼は死にかけていた。
あと、これも前世と同じだけど
ボロボロになった僕をお館様たちが助けてくれた。
お館様は今世も病にかかっているようだった。
僕はお館様には迷惑をかけたくないからどこか別のところに住ませて欲しいと伝えたら
何故か音柱の宇髄天元の屋敷に行けと言われた。
だから今僕はここにいる。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「て、感じかな。」
時透は今まであったことをほぼ全て教えてくれた。
呆然と時透を見る私に
「また、よろしくね。A」
と、今まで(前世でも)見たことの無いような微笑みで言ってきた。
『な、なにそれ、何その笑顔、また、親友、なって、くれるの"？』
涙を堪えながら尋ねる私に時透はおかしいそうに
「当たり前でしょ」
と言ってくれた。
そして私は嬉しすぎてまた泣いてしまう。
まきをさんからは
「今日何回泣けばすむんだい？｣
と呆れられた。
嬉しいんだから仕方ないじゃん
言い返したら皆優しく微笑んでくれた。
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赤みの黒(プロフ) - めっちゃ面白くて大好きです！無理せず頑張って下さい！ (2020年11月5日 9時) (
レス) id: b60d53a004 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 更新待ってます！！ (2020年8月14日 0時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
Yes！！ - 面白いです!！更新を楽しみにしているので（無理の無い程度に）頑張ってください!応援してます!！ (2020年6月14日 22時) (レス) id: 21f7438531 (このIDを非表示/違反報告)
青春を返せ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2020年5月16日 13時) (レス) id: f38cd6c1be (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 更新されるの楽しみ待ってます！！！ (2020年4月27日 19時) (レス) id: a9119a2c12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｽｩｯｯ x他1人 | 作成日時：2019年5月31日 18時
