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あれから入学式が終わり師匠達に焦凍くんと仲良くなったことを伝えた
『パパ。友達出来た。』
「あれ、A。もうその子と仲良くなったの？早いね。」
「おう。お前もついに時透以外に友達が……
て、おい待て。誰がパパだって？？」
時透は普通に返してくれたが流石にいつも師匠呼びをしている宇髄さんにいきなりパパと呼んだら引かれた。
隣に焦凍くんがいるから仕方ないよね(普通6歳児が他の人を師匠とか呼ばないし)
「ところでなんでその子はソワソワしてるの？落ち着きがないようだけど」
時透が腕を組み頭をかしげる。
確かに師匠が近くに来てから少し落ち着きのないように見える。
焦凍くんは時透に指摘され肩をわかりやすくビクつかせた。
そっと俯き「あー」だの「うー」だの何かを言おうとしている。
焦凍くんが何を言いたいのかじっと待っていると効果音が付きそうなほど勢いよく顔を上にあげ
「あ、あの！！
前に生放送見た時からふ、ファンです！
ず、ずっと名前を知りたくて……
なんて言うんですか？」
師匠を見ながら照れくさそうに言った。
……師匠！？
隣にいる時透を見るとなんともなさそうな顔をしている。
『え！？師匠って生放送に出たの？！』
「ん？ああ、出たって言ってもAを鬼から助けるときをちょうど生放送で撮られてたってだけだよ」
『生放送で撮られてたの！？初耳！』
衝撃の事実に驚いていると師匠が焦凍くんの身長に合わせるように屈んだ。
「あー、俺の名前は宇髄天元だ。
俺は派手を司る神……祭りの神だ」
師匠……貴方完全に今やばい人ですよ
遊郭の任務が終わったあと善逸くんから
「最初の印象はやばい人。いや、今も大して変わらないけど」
と聞かされていので何がやばいのか気になっていたが確かにこれはやばい人だ。
でも焦凍くんはキラキラした目で
「祭りの神……！」
と呟いてた。
あぁ、純粋っていいなぁ……。
師匠は満足そうに笑い焦凍くんに
「お前はヒーローになりたいか？」
と聞いた。
焦凍くんは一瞬微妙な顔をしたけどすぐ明るい顔に戻り大きな声で返事をする。
「いいか。ヒーローになりたいなら俺みたいなヒーローになれ。
決して他人を助けない無責任なそこらへんのヒーローになるなよ。
俺との約束だ」
師匠はそっと小指を焦凍くんの前につき出す。
焦凍くんも笑顔で小指をつき出そうとしたが
それはある声によって遮られた。
「焦凍!!!!!」
「…父さん…。」
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赤みの黒(プロフ) - めっちゃ面白くて大好きです！無理せず頑張って下さい！ (2020年11月5日 9時) (
レス) id: b60d53a004 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 更新待ってます！！ (2020年8月14日 0時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
Yes！！ - 面白いです!！更新を楽しみにしているので（無理の無い程度に）頑張ってください!応援してます!！ (2020年6月14日 22時) (レス) id: 21f7438531 (このIDを非表示/違反報告)
青春を返せ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2020年5月16日 13時) (レス) id: f38cd6c1be (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 更新されるの楽しみ待ってます！！！ (2020年4月27日 19時) (レス) id: a9119a2c12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｽｩｯｯ x他1人 | 作成日時：2019年5月31日 18時
