目が覚めたら知らない部屋にいて友達にプレゼンされていた件について

逃げられるわけなかった ページ7

今のうちに隠れられるところを
？「つーかまーえた！」
貴『キャイン！』

脇に手を入れられてヒョイと持ち上げられた辛い。

貴『なんで？！』
？「君すごいねー！氷が出せるなんて！僕びっくりしたよ！」
貴『へ？え？』
？「でも逃げちゃダーメ。確かに呪術みたいだけど、君はその力の意味を知らないからお勉強しなくちゃ。」

お父さんがするみたいに片手で抱えられた。
解せぬ。

友「いいなー！お父さん私もー」
？「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい！」
貴『娘じゃないですが？！』

この二人めっちゃ仲良いやん。まじで初対面？

貴『おろしてください！自分で歩けます！』
？「おろしたらまた逃げちゃうのでだめです☆」
貴『バレてるぅ…』

そのままさっきの部屋まで連行された。

さっきの部屋に入ると、同い年ぐらいの子が三人、そしてここは食堂みたい。お味噌のいいにおいがする。

？「先生…誘拐犯みたいです。」
？「恵〜？それはひどいんじゃない？」
？「誘拐っていうか親みたいだな」
？「あんたね…」

グウゥゥゥゥ…

？？？？貴『「「「「」」」」』

友「…えへ、お腹空いた」

貴『私真琴のそんなところ嫌いじゃやないよ…』

緊張感がないところは真琴のいいところだと思う。

いただきます→←ちょっと友達やめようかな…

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