呪胎戴天 ※宿儺VS特級はカットします。申し訳ない ページ32
誰かに持ち上げられる感覚。
正直あんまり丁寧じゃない。
これはあれだ、小脇に抱えられているな。
確か?任務に行って?少年院に入って?………脱出した覚えがないなぁ…
というかあれ?特級いなかったっけ?え?コイツもしかして?
宿「起きたか小娘」
貴『いきなり失礼では!!てかあれ?!どこここ?!』
目が覚めた瞬間おどろおどろしい白骨だらけのところとか嫌だよ!
宿「小娘、オマエ死んでいるぞ」
貴『え?悠二くん?いきなり?いきなりカミングアウト?早くない?』
いやまああの衝撃で生きてるなんて思わないけど?
ほぼ100%全身粉砕骨折したよあれ。
貴『というかあれ?悠二くん入れ墨入れた?あとイメチェンした?部屋は模様替えかな?私は前のほうが好きだったなー』
宿「なるほどまずはそこからか」
このあと正座させられ、30分ぐらいかけて両面宿儺さんであることと、ここが宿儺さんの心の中だと説明いただいた。
なんで30分もかかったかって?私の理解力の問題。
宿「──わかったか?」
貴『はい、貴方は両面宿儺さん………なんで私ここにいるん?』
宿「オマエに興味が湧いた。面白いモノはいくつあっても良い。」
貴『君の興味で私は成仏できんのか。』
ヒデェ話だな!
あれか?一生さまよってろって?
宿「オマエ、その術式はいつから使える?」
貴『小5ですかね』
宿「ほう…」
貴『あー…でも槍はあの時が初めてかな?』
宿「そうか、“初めて”でアレか」
アレとは?!
何ニヤニヤしてんのかな?!
そして近いよ!セクハラ的な距離だよ!
てか立っていい?足しびれてきたよ。
ニュッと宿儺さんの手が伸びてきて、私の心臓の辺りにバシッと当てられる(力が強くてひっくり返りそうになった)。
そのまま約5秒のフリーズ
5秒がこれほど長いことはない。
宿「よし、これでいい。」
貴『何が良かったのかさっぱり』
宿「オマエ、条件を呑め、生き返らせてやろう。」
貴『あんたもしかして鋼の錬○術師見たことないな?禁忌なんだぞ!…はいすみません。怒んないで』
今目がカッてなった。カッて。
宿「条件は一つだけだ。今起きたことは忘れろ」
貴『ここに来たこと?』
宿「そうだ。」
貴『でも』
宿「あ?」
貴『喜んで忘れます。』
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ワン子(プロフ) - お嬢さん» ありがとうございます!地道にちまちまやっていきます (2021年1月29日 23時) (レス) id: 15d120eb45 (このIDを非表示/違反報告)
お嬢(プロフ) - ワン子さん» よかったですー!早速ご対応いただきありがとうございますっ。むっっちゃ面白いので無理しない程度に更新頑張ってください! (2021年1月28日 22時) (レス) id: 40263be792 (このIDを非表示/違反報告)
ワン子(プロフ) - お嬢さん、本当ですね!気づきませんでした。ありがとうございます! (2021年1月28日 22時) (レス) id: 15d120eb45 (このIDを非表示/違反報告)
お嬢(プロフ) - タイトルの「目が冷めたら」ですが「目が覚めたら」ですかね?勘違いでしたらすみません>< (2021年1月28日 21時) (レス) id: 40263be792 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ワン子 | 作成日時:2021年1月14日 8時