目が覚めたら知らない部屋にいて友達にプレゼンされていた件について

呪胎戴天 ページ29

帳っていう結界が下ろされると一層暗くなった

恵くんがだした真っ白な犬が呪いが近づいたらおしえてくれるらしい。
いい子やね。
雪見だいふくって呼ぼ。

恵「行くぞ」

ギィィィィィィッと重い音を立てて第二宿舎へ。
建物の構造理解してないけど、皆に付いてけばなんとかなるよね☆


なんて考えてたときもありましたはい。



貴『…え？』
悠「どうなってんだ⁉2階建ての寮の中だよなココ」
野「おおお落ち着け！メゾネットよ‼」
貴『なるほどメゾネットか！』

メゾネットにしては広なーい⁉
何この無駄に広い空間！
町中のなんやかんやを集結させたみたいな空間！

恵「扉は！？」

恵くんの声で咄嗟に後ろを振り返るとそこに扉が…ナイナー

悠「ドアがなくなってる‼」
野「なんで⁉今ここから入ってきたわよね⁉」
貴『』
野「A‼息！息して！」
貴『はっ！扉は⁉』
野「ないんだってば！」

帰りの道が閉ざされた…伊地知さんには「逃げる」か「死ぬ」かって言われてるのに！


♪どうしよう どうしよう あそれ どうしよう


どうしょうもないときは踊れって誰からか聞いたから踊っとこ

恵「大丈夫だ。コイツが出入口の匂いを覚えてる」

おすわりの姿勢でこちらを見ている白犬
なんつーいい子なんだ

悠「わしゃしゃしゃしゃしゃしゃ」
野「グッボーイ！ジャーキーよ！ありったけのジャーキーを持ってきて‼」
貴『雪見だいふく！さすがよ！』
恵「緊張感‼あと変な名前つけるな！」
貴『ゴメンナサイ』

怒られた…ぴえん

悠「やっぱ頼りになるな伏黒は。オマエのおかげで人が助かるし、俺も助けられる」
恵「……進もう」

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