目が覚めたら知らない部屋にいて友達にプレゼンされていた件について

休日にストーカーした件　3 ページ22

ゲーセンを出て、すぐぐらいで恵くんが悠二くんを捕まえた。

恵「おい、なんで追うんだよ」
悠「いや、だってさ。五条先生あれ、たぶんオフじゃん？何気に俺、先生が休日とか暇な時って何してるのか知らねーなと思って」
恵「で？」
悠「尾行だろ、ここは」
恵「当然のように言うな」
貴『絶対怪しいやつじゃん私達』

担任教師をストーカーして逮捕とか洒落にならんぞ

悠「いや、だって気になるだろ実際。俺差、案外五条先生のことってよく知らねーと思うんだわ。もちろん嫌なら伏黒と氷室は待っててもいいけどさ」
恵「…………」
貴『うん…私は…』




貴『いた！いたよ五条先生！』
恵「……本当だ」
悠「ナイス氷室！」

結局度は道連れということで三人で五条先生をストーキングすることに。

悠二くんにワシャワシャされながら見た五条先生は、子供とか女子ウケなクレープ。

絵面ヤバッ！

悠「すげえな伏黒。やろうと思ってできるかあれ」
恵「いやまずやろうと思わねぇよ」
悠「氷室とかはできそうだよな」
貴『金銭的問題でできないね私も』
悠「あれってなんか呪術的な訓練とかじゃねぇの？」
恵「あれで強くなるんだったら苦労しねぇよ」


この後も古びたお店に入ったり、ガチャガチャやったりと、何も考えていないような街ブラをストーキングし続けていると、一つのビルに入っていった。

悠「やべえ見失う。追うぞ伏黒、氷室！」
貴『アイアイサー！』
恵「いや、ちょっと待て」
悠「グェッ！」
貴『わっ！』

入ろうとしたら恵くんに腕を掴まれた。
悠「殺す気か！なんだよ、ここまで来て尾行止めるのも半端じゃね？」
貴『慎始敬終だよ！』
恵「オマエら……ビルの看板見てないのか」

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