目が覚めたら知らない部屋にいて友達にプレゼンされていた件について

新しい制服が届きました ページ15

AM7:00

目を開けると見慣れぬ天井

ココドコや…

貴『……………はっ！そうだ誘拐されたんだった！』
友「されてないからね？！呪術高専！」
貴『あ、おはよう』
友「おはよう」

いやでも、気づいたらここにいたわけだからね？
こっちからしたら誘拐だし？

ところで真琴に渡された服、見覚えないなあ…
着ちゃったけど


コンコンッ

ガチャッ

野「おはよう。制服すごく似合ってるわね！」
貴『おはよう。これ制服なのか』

制服にしては変わってるよね？
Aラインで、横が白い布のプリーツ。野薔薇ちゃんとも違うし…

友「五条先生のカスタムだよきっと！」
貴『まって勝手に制服決められるのこれ』

初耳だぞ？
しかもあの先生のカスタムとな？
あれか？制服は教師の趣味趣向で決まるのか？！

野「気をつけなさい、あいつそういうところあるわよ」


キーンコーンカーンコーン
大体の勉強嫌いの学生には地獄の始まりのチャイム。
やだよー！帰りたいよー！

五「はい、おはよー」
悠「先生おはよう！」
恵「おはようございます。また勝手にカスタムしたんですね。」
五「え？だめ？可愛いでしょ？」
恵「確かに似合っていますけど本人が膨れ上がってます。」

みんなの目線がこちらに向く。
私は席に着席している。
顔の前にはダンボール板。
そこに大きく「制服ズボン派」
と書いてボイコット中である。

五「前の学校はセーラー服だったでしょ？！」
貴『セーラー服はスカートの下に体操ズボン履いてたんですぅー！ズボンなくてタイツってなんなんですかー！てかなんで制服知ってるんですかぁー！』
友「私がプレゼンしました。」
五「僕がプレゼン聞きました。」


この人たち人の知らないところで…！

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