文スト学パロ！3【双黒】

必ず止まるマス ページ30

「やぁ奇遇だね！」


「オイ」


太「ここまで来ると私達はもう運命で結ば「おいコラちょっと待て」


ニコニコと手を振る太宰の言葉をAが遮る…俺と立原、寺坂に関してはもはや呆れて何も言えねぇ


「何でそんな白々しいの？これ何度目だと思ってんだ"4回目"だぞ？」


太「はて説却、何の事かなぁ？」


「態とだろテメェ」


向こうから白状する気がねぇらしく、其れを察したAが核心をついた


「国木田」


国「……」


「国木田」


国「…すまんと思っている」


1度目は視線を逸らしたものの、2度目の気迫に国木田が折れた


「弁解を聞こうか？」


国「矢張り俺1人で太宰を制御するのは無理がある。お前達には申し訳ないが此れで太宰の暴走を止められるのなら致し方ないだろう」


中「致し方あるわ」


立「つか話デケェよ」


思わず突っ込んでしまった


「まず如何やって私等のルート知った訳？」


太「先生に提出された予定表を国木田君が」


「おい何してんだ生徒会長…ていうか班員誰か止めなよ」


「俺等に止められると？？」


「国木田は私を何だと思ってるのさ」


国「…太宰のコントローラー」


寺「詰まり保護者…」


「誰がママだよ、ママは国木田でしょ⁉」


国「いや…俺はパパだ」


中「……いや違ェよ落ち着け」


危うく収拾のつかない方向へ向かう所だった…


乱「ねぇねぇ、如何でも良いんだけどさ」


俺達の会話の外から突然入ってきたのは江戸川


「…何？」


乱「ここから離れた方が良いみたいだよ」


立「は？」


「…え、一寸待ってその言い草は」


乱「必ず止まるマス、今みたいだね」


江戸川が何処か愉快そうに言った…必ず止まるマス……確かその言葉最近…


中「全然如何でも良くねェじゃねーか！！」


立「おい何のはな…」


「おうおう、テメェ等か？俺等のシマで騒いでる修学旅行生ってのはよぉ？」


双、神((……テンプレみたいな絡み方来たな))


山「ひっ…」


立「…おいおいそう云う意味かよ」


「テメェ等の所為でウチのもんが迷惑してんだわ…なぁお前等」


(……アレが頭か…弱…くはないな、総じて)


中(気配的に前方以外も囲まれてんな…下らねー事に意識向け過ぎたか)


「痛い目見たくなけりゃ女だけ置いて行けよ、俺等と遊ぼうぜ？」


太(力も頭もそこそこみたいだけど目的が陳腐だねぇ…嫌だ嫌だ)

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