膝枕 ページ7
屋上は丁度いい風が吹く…俺とAの髪が揺れた
「……眠い」
中「寝りゃいいだろ」
「何処に？」
中「そのままフェンス寄りかかれよ」
ジト〜とした目で見られる…俺は嫌だぞ
「膝かして」
中「断る」
「ケチ」
中「痛くも痒くもねぇな」
ムスッとして俺の足に頭を乗せた
中「おい！断るっつってんだろうが‼退け‼」
「嫌だ」
舌打ちをして諦める…この糞女
少しすると寝息が聞こえてきて下を覗くと、此方側を向いて寝ているA
中「…どんだけ無防備だよ」
幼馴染とはいえ一応俺だって男だぞ？何だ？全く男認識0か？
いや、何もしねーけどよ…太宰じゃ有るまいし
艶のある髪を梳く…本当に、太宰じゃなくて良かったな
つーか…
中「…動けねぇ」
一時間後…足が痺れた
太「A〜！…って中也⁉何でAに膝枕なんてしているんだい⁉」
中「…俺の所為じゃねーぞ。つか起きろ」
「……ん…ふぁ〜………あ、太宰おはよ」
太「なんで中也の膝で寝ているんだい！」
「…眠かったから」
喧しい太宰をまだ眠そうにあしらうA…足痺れて動けねぇ
中「如何でも良いが手ェ借せA…足が痺れた」
「あ、御免…よいっしょ！」
立ち上がってケツを払う
「ありがとね中也、気持ち良かったよ」
太「卑猥！」
「「何でだ」」
太「良いなぁ…私もAに膝枕したい」
「今度ね今度」
太「本当かい⁉」
「覚えてたら」
そんな事を言っていると…キーンコーン……ぁ
「ヤバい姐さんに怒られる‼」
中「走るぞ‼」
太「え、あ…ちょ！」
チャイムが鳴り終わると同時に教室へ駆け込む
紅「…ほう、私の授業に開始0.5秒前に入ってくるとは……主も偉くなったのう…え？中也や」
俺だけかよ、このA贔屓め！
「御免なさい先生！…中也は私を待っててくれて」
必死で嘘の弁解をするA…姐さんはAをじっと見つめ
紅「まぁよい、其方が其処まで言うんじゃ…これでは怒るに怒れぬ。早よ席に着け」
Aナイス…！
席に着き、チラッと後ろを振り返る
中「…助かった」
「膝かしてもらった御礼ね」
前を向くとAが声を上げる
中「…如何した？」
「…太宰に教科書返して貰うの忘れた」
その後、姐さんの落雷が落ちた……太宰に
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アクエリアス(プロフ) - リモナさん» 良いですよね双黒( ´ ▽ ` )ありがとうございます！頑張ります(^-^)vうちの子女の子らしくしなさいと言っても聞かなくて困ってます笑 あんなですがこれからもよろしくお願いします！！！ (2016年12月29日 0時) (
レス) id: aac96d2a4f (このIDを非表示/違反報告)
リモナ - 双黒でｯ!!学パロとかｯ!!超私得なんですけどっ!?←神ですかあなた様は!!めっちゃ悶えました!!応援してます!!これからも更新頑張って下さい!!(^▽^) (2016年12月28日 23時) (レス) id: bc32980494 (このIDを非表示/違反報告)
アクエリアス(プロフ) - 紫紅色さん» ありがとうございます！ウチの子可愛くなくて本当すみません(ﾉД`)どこで育て方間違えたんでしょうか…笑 (2016年12月28日 11時) (レス) id: aac96d2a4f (このIDを非表示/違反報告)
紫紅色(プロフ) - 最初からいまあるのまで全部読ませていただきました…！すっごく面白いです！これからも頑張ってくださいっ！楽しみにしてます！ (2016年12月28日 5時) (レス) id: d5e657161d (このIDを非表示/違反報告)
アクエリアス(プロフ) - アヤさん» コメントありがとうございます！立原、私もなんか好きです 笑笑 頑張って絡ませます！ (2016年12月26日 6時) (レス) id: aac96d2a4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクエリアス | 作成日時：2016年7月17日 11時
