文スト学パロ！【双黒】

お腹空きました ページ11

太「それより君達、夕飯食べた？」


「私今学校帰り」


中「俺は買い物帰り」


太「丁度いい…夕飯食べさせて」


「餓死してしまえ」


いつも通りの会話…太宰の腹が鳴る


「凄い音…」


俺とAの腹も同時に音を立てた


太「凄い音♪」


ニヤニヤしながら俺等を見る


中「…ッこの…」


「ぅ……久し振りに外で食べるか」


太「お、いいね！中也の奢りで！」


中「何で俺が奢るんだよ！」


「割り勘に決まってる」


太「ちぇ」


俺とAは荷物を置いて家の前に集まる


中「で、どこで食う？」


「ラーメン？」


太「イタリアン？」


中「定食屋？」


ヒロインがラーメン言ったぞ…


「「まぁ…取り敢えず安い所」」


綺麗にハモった…しかも全員人差し指を立てて
ポカンとした後、同時に笑い出した


「安いといったらファミレスだね」


太「近いのはジョ○サンだったね」


中「高えよ阿呆、安いといったらサイゼ○ヤだ」


「決まりだね」


店に向けて歩を進めると…


「おい姉ちゃん、ちと付き合えよ」


絡まれました…不良ですね。…お腹空いてるのに
てか学生服なのに誘い方おっさん臭いな


「お断りします」


中「おい、あんま此奴にちょっかい出さない方が身の為だぜ？」


呆れ顔の中也が同情の眼差しで不良達を見る


「は？テメェには聞いてねぇんだよチビが」


中「チ…‼…(怒」


太「どーどー」


中「俺は馬じゃねえ‼」


太「あれ？Aは？」


中「は？………ぁ」

ーーー

煩いのそっちのけで路地裏に連れてこられる


「結構良い体つきしてない？」


うわキモ……太宰よりないわ…太宰より


「あの、連れが待ってるんですが」


「あんなのより俺らと一緒に…ぐぁ⁉」


流石にイライラMAX値に達したのでブン殴ってみた


「な……テメェ何しやがる！」


「アンタ達こそ…夕飯前のこの時に何なの？私、今凄く機嫌悪いんだけど」

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