仄暗 ページ34
第4特異点、ロンドン。かの大英帝国へ神楽坂も同行する予定だった…が、しかし
「まさか適性なし、レイシフト不可とはね…まあ確かに、あまり気の進む場所でも無かったから良いけれど」
織「なんじゃマスター、拗ねとるのか？」
「拗ねてはないけど…ちょっと不安なのよ。どっちなのかなぁって」
ディ「…と、申されますと？」
ロンドンに拒まれた理由が引っかかる。別に無い話じゃないなと思わないでもないけど…良い予感のする話でも無い
「んー、ロマニは楽観的なこと言ってたけど大仕事にならないと良いなって」
立香とマシュが心配だとこぼす神楽坂に襲いかかる魔獣をディルムッドが薙ぎ払い、彼らを囲む残りを信長が撃ち落とす
織「敵に囲まれとるというのに呑気じゃのう」
「あなた達がいればこの程度恐るるに足りないでしょう？」
織「是非もないよね！」
「ていうか今ので全滅した？」
眼前に獣の残骸、遠くでドォン！と地響きが起こるのに構わず、女子二人が他愛ない会話をしている…自分は気を引き締めなければと思い直したディルムッドが一歩、主人の前へ出た
ディ「しかしマスター、どうか気を抜かれませんよう」
「分かってる。魔猪が出たらやばいもんね」
ディ「そ、そういうことではなく…！」
弄られ慣れないディルムッドが複雑な顔で言い返す。神楽坂はそれを見て笑い、軽い口調でごめんと謝った
ロ「あらまぁ人を働かせといて随分と楽しそうですねぇ」
「おかえり。お疲れさま」
ア「嫌味は流すのか」
ク「イヤミっつーか嫉妬だろ」
ジャ「見るに耐えませんね、執着の強い男は」
風「じゃ、ジャンヌ殿…」
ロ「聞こえてっからな！？」
三人の前へぞろぞろと出てきた彼女のサーヴァント達に、神楽坂は労いの言葉をかける
「首尾は？」
ロ「ま、悪くはねーってとこですかね」
風「ひとまず不足していた資源の回収には成功しました」
「そう。じゃあ戻ってエミヤのごはんでも…」
神楽坂が撤退を宣言する中…英霊達が一斉に警戒態勢を取る
ア、ク「マスター伏せろ‼︎」
二騎の戦士が声に出し、本人の代わりに信長が彼女の頭を下げる。
ディ(気配がない！アサシンか…！)
風(ならば…！)
後方へ槍を振るったディルムッドに次いで小太郎がその"シャドウサーヴァント"へ攻撃を仕掛ける
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アクエリアス(プロフ) - 零人さん» ふふふ。コメントありがとうございます！rebirthまで読んでくださってありがとうございます^ ^ifルートの中でも屈指のお話だと思いながら送り出したので、お涙頂戴とっっても嬉しいです！ありがとうございます！ (2023年3月8日 22時) (
レス) @page50 id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
零人(プロフ) - rebirth神でした。なんで毎回ｉfルートでボクの心臓が削られるんですか、、？学校で読んでしまったんですが？？涙が止まらないんですが、、？？ (2023年3月8日 9時) (レス) @page49 id: 94faa0a05d (このIDを非表示/違反報告)
アクエリアス(プロフ) - あきさん» あきさんコメントありがとうございます！何度も読み返してくださってるなんて…嬉しいです(//∇//)神楽坂と鯖達の関係は頑張って模索しているので、そう言ってもらえるとホッとします…rebirthの表現は私もお気に入りなんです^ ^よかったぁ…これからも頑張ります！！ (2023年2月27日 2時) (レス) @page50 id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - コメント失礼します。この作品がとても好きで何度も読み返しています。主人公とサーヴァントの関係性や言葉の表現が好きです。特にrebirth ifの言葉の表現が凄過ぎて泣きました。これからも応援しています、頑張ってください。 (2023年2月26日 22時) (レス) @page49 id: e5aed7d47b (このIDを非表示/違反報告)
アクエリアス(プロフ) - 零人さん» いつもコメントくださりありがとうございます！続編はスピード感を持って始めることができて、書いていて楽しかったです^ ^ここからまた頑張ってまいりますので、これからもよろしくお願いします！ (2022年10月23日 14時) (レス) id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクエリアス | 作成日時：2022年10月17日 19時
