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休憩:1 ページ25

彼女に約束を取り付けるような物言いをされて驚かない方がちょっとむり
しかもだって、なんか魔女っぽい顔をしてる

けれど自分を見下ろす彼女の瞳を見つめて…笑った


「…わかった。貴女がそこまで言うのなら、その時が来たら貴女を迎えに行くわ」


ロマニ達の許可が降りれば、と付け加えると不服そうな顔をされる。それはそうか


メ「そんなもの、いざとなれば黙ってしてしまえば良いのよ。コレで」


宝具を構え軽く上下に揺らすメディア。その様が少し可愛らしく見えて、神楽坂は笑った


「ふふ…!貴女も大概、何でもありなのね」


ーーー


立「あのね、かぐちゃん」

「ん?」


ミーティングを無事終え、ジャンヌの事も立香とマシュから承諾を得た
ロマニとダ・ヴィンチは警戒を怠らないよう私に指示をしたけれど、そこまで深刻な様子ではなかったのでひとまず安心した
…そんな私を呼び止める立香の声に振り返る。マシュは傍に居ない


立「この後少しだけ、時間ないかな…?」


その誘いに笑顔で頷いて、お茶を用意するからと彼女の部屋へ行っているよう促した


ロ「何ですかね」

「マナー違反」

ロ「分かってますよ。別に口外したりしませんって」

「わかってる」


普通に聞いてたロビンが首を傾げるので気持ち程度に窘めて食堂へ向かう。紅茶を淹れようとして、ふと手を止めた


「…エミヤ」

エ「何かね」

「甘い飲み物の材料ってある?」

エ「具体的には?」

「んー…ココアとかホットチョコレートみたいな。無ければ緑茶で良いんだけど」


顎に指を添えて棚を見つめる神楽坂。その様子から何を読み取ったのか知れないが、エミヤはフッと笑って…任せたまえ、と返した


「_お待たせ立香」


湯気のたつマグカップを二つ盆に乗せ、神楽坂は立香の部屋を訪れた。エミヤの手製ココアに子供らしさを覗かせた立香に、マグを手渡す
招かれるまま、向かい合う形でテーブルを挟んで座る。ココアを口にした立香が「美味しい」とほっと息を吐くのを見届けてから、神楽坂もココアを啜った

神楽坂は何も言わなかった。立香を見るわけでもなく、ココアに視線を留めて呼び出した内容を急かすこともしない…やがて鼻をすする音が聞こえてやっと、神楽坂は視線を上げた

少女は泣いていた。それを数秒見つめて瞼を下ろした神楽坂は、マグをテーブルへ下ろし…ゆっくりと顔を上げた


「立香」

休憩:2→←狂焔:11



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アクエリアス(プロフ) - 零人さん» ふふふ。コメントありがとうございます!rebirthまで読んでくださってありがとうございます^ ^ifルートの中でも屈指のお話だと思いながら送り出したので、お涙頂戴とっっても嬉しいです!ありがとうございます! (2023年3月8日 22時) (レス) @page50 id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
零人(プロフ) - rebirth神でした。なんで毎回ifルートでボクの心臓が削られるんですか、、?学校で読んでしまったんですが??涙が止まらないんですが、、?? (2023年3月8日 9時) (レス) @page49 id: 94faa0a05d (このIDを非表示/違反報告)
アクエリアス(プロフ) - あきさん» あきさんコメントありがとうございます!何度も読み返してくださってるなんて…嬉しいです(//∇//)神楽坂と鯖達の関係は頑張って模索しているので、そう言ってもらえるとホッとします…rebirthの表現は私もお気に入りなんです^ ^よかったぁ…これからも頑張ります!! (2023年2月27日 2時) (レス) @page50 id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - コメント失礼します。この作品がとても好きで何度も読み返しています。主人公とサーヴァントの関係性や言葉の表現が好きです。特にrebirth ifの言葉の表現が凄過ぎて泣きました。これからも応援しています、頑張ってください。 (2023年2月26日 22時) (レス) @page49 id: e5aed7d47b (このIDを非表示/違反報告)
アクエリアス(プロフ) - 零人さん» いつもコメントくださりありがとうございます!続編はスピード感を持って始めることができて、書いていて楽しかったです^ ^ここからまた頑張ってまいりますので、これからもよろしくお願いします! (2022年10月23日 14時) (レス) id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アクエリアス | 作成日時:2022年10月17日 19時

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