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狂焔:5 ページ18

「「神楽坂、少々よろしいですか?」」

「どうかした?」


ロマニとダビデ王が話す中、神楽坂へ個別の通信が入る。その声を聞いて寄ってきた三騎に囲まれながら、神楽坂は要件を促した


「「帰還前に申し訳ありません。カルデアで少々問題が起きまして…戻り次第来て欲しいとキャスター・アンデルセンから言伝っています」」

「アンデルセンが?…今そこにいるの?」


オペレーターがイエスと返す。数秒の沈黙の後、アンデルセンの低い声が鼓膜を揺らした


「「__久方ぶりだなマスター」」

「アンデルセン?何か…」

ロ「あー作家先生?悪いんだがマスターが帰って一番にすることは休息なんで、要件はオレと赤いのが聞きます。てかクー・フーリンは何してんです?」


神楽坂の言葉を遮って、ロビンが先にトラブルの対処を拒否する旨を伝えてしまう。「あ、こら!」と神楽坂が自分を押し退けるロビンの背を叩いた


「「それについては隣にいるオペレーターからも聞いている。しかしお前と守護者が来たところで"奴"には何の意味もない」」

「アキレウス、ロビンのこと抑えてて!……で、何があったの?奴って?」

「「生憎、事のあらましを語るには時間がない。疲労困憊のところ悪いが、帰還次第お前の部屋へ来い」」

「そう……分かったわ。待ってて」


自室なんだ…と呑気なことを考えながら、神楽坂は通信を切る


ア「おいマスター、もう離していいのか?」


アキレウスの声に振り返ると、大英雄に羽交い締めにされているロビンがいて思わず笑う。エミヤも鼻で笑っていた


ロ「何笑ってんだ」

「もういいわ、離してあげて」


気付けばダビデも退去したようで、ドレイクと立香達が彼女を待っていた


「お待たせした?」

ド「そうでもないさ。だが、アンタにもちゃんと礼を言っときたくてね」

「ふふ…それを言うのは、こちらの方よ」

立「何かあったの?」

「そうみたい。帰ったら残業ね」


肩をすくめて微笑み、彼女はドレイクに向き直る


「…改めてお礼を言うわ、フランシス・ドレイク。貴女と貴女の船に、心からの感謝と敬意を」

ド「…やっぱり惜しいねぇ。アンタを隣に侍らせての航海は楽しいだろうに」

「そんな事まで考えていたの?」

ド「アタシは海賊だからね。お宝には目がないのさ」

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アクエリアス(プロフ) - 零人さん» ふふふ。コメントありがとうございます!rebirthまで読んでくださってありがとうございます^ ^ifルートの中でも屈指のお話だと思いながら送り出したので、お涙頂戴とっっても嬉しいです!ありがとうございます! (2023年3月8日 22時) (レス) @page50 id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
零人(プロフ) - rebirth神でした。なんで毎回ifルートでボクの心臓が削られるんですか、、?学校で読んでしまったんですが??涙が止まらないんですが、、?? (2023年3月8日 9時) (レス) @page49 id: 94faa0a05d (このIDを非表示/違反報告)
アクエリアス(プロフ) - あきさん» あきさんコメントありがとうございます!何度も読み返してくださってるなんて…嬉しいです(//∇//)神楽坂と鯖達の関係は頑張って模索しているので、そう言ってもらえるとホッとします…rebirthの表現は私もお気に入りなんです^ ^よかったぁ…これからも頑張ります!! (2023年2月27日 2時) (レス) @page50 id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - コメント失礼します。この作品がとても好きで何度も読み返しています。主人公とサーヴァントの関係性や言葉の表現が好きです。特にrebirth ifの言葉の表現が凄過ぎて泣きました。これからも応援しています、頑張ってください。 (2023年2月26日 22時) (レス) @page49 id: e5aed7d47b (このIDを非表示/違反報告)
アクエリアス(プロフ) - 零人さん» いつもコメントくださりありがとうございます!続編はスピード感を持って始めることができて、書いていて楽しかったです^ ^ここからまた頑張ってまいりますので、これからもよろしくお願いします! (2022年10月23日 14時) (レス) id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アクエリアス | 作成日時:2022年10月17日 19時

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