FGO/GreenSparkle 5

忠誠:7 ページ7

カルナの宿敵。アルジュナ
またインドの大英雄か…！

引くか散るかの選択を、彼らは迫られる。


ビ「どうするジェロニモ」

ジェ「暗殺は失敗した…なら」

ア「苦しませるのは本意ではありません。どうか速やかに私の役割を全うさせてほしい」

ジェ「ロビン！彼女を連れて離だ＿＿っ」


ジェロニモの叫びも虚しく…カッ！っと突如眩く神楽坂の令呪が輝きを放ち、一画分が失われる


「＿＿異端の青が令呪を以て命ずる！我が元へ馳せ参じよ＿アーチャー、ランサー！」

ロ「なっ！？」
ビ「マスター！？」


彼女の呼び声に応える影が二つ、劇場に現れる


織「＿ど修羅場に喚びだしおって」
ヘ「＿セイバーは呼ばなくて良かったのか？」

「ええ。ここは私の死地じゃないもの…ランサーとアーチャーはアルジュナを。アサシンはメイヴを！」

ジェ「待て神楽坂！君は！」

「いいえ！せめて向こうの作戦が終わるまでは…私もここから引くわけにはいかないわ！」


例え敗走する事に変わりなくとも…今この時が好機の一つであることは変わりない


「王への叛逆だもの…一人増えたからって、しかも呼びもせず何もせず逃げ帰ったら、セイバーに怒られるわ」


気丈に笑う神楽坂の言葉に、ヘクトールは槍をしっかりと構え、信長と小太郎もまた武器を取る

そう。暗殺は失敗した＿＿だからなんだ

立香達の作戦完了の通達は、まだ無い。今ここで神楽坂が離脱すれば、彼らはここぞとばかりに追ってくるだろう
せめて向こうの作戦が完了するまで、ここを退く訳にはいかないのだ


「さあ、最悪だなんて言わないで＿＿敵の一角くらい落として帰りましょうよ」


彼女は本気だ。無理だと、無謀だとわかっている…でも、本気だった。ここで散るつもりはなく、それでも無い勝機を見据えて笑った


ロ「こりゃ大変そうだな。カルデアのオレってのも」
ビ「良いじゃない。僕は気に入ったよ」


…であれば、応えなければ


ネ「よく言った神楽坂とやら！うむ、貴様の言う通りだ！」

ヘ「あーあ、カルデアにいる幾人か」
織「泡吹いて倒れとるやもしれん」


彼女のサーヴァントが肩をすくめる


メ「へえ、逃げないのね」

「逃げるわよ。貴女を殺した後とかにね」

メ「ふん、気に入らな＿＿ッ⁉︎」


背後に迫ったものにメイヴが反応し、その刃を防ぐ


風「＿＿意外と鋭いのですね」


メイヴがケルト兵達を召喚すると同時、火蓋が切って落とされる

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