忠誠:14 ページ14
ロ「インダストリ&ドミネーション！」
立「なにそれ！？」
「ぶ…っハwww！」
モ「うお、びっくりした…」
影の国の女王ことスカサハから墨付きを得た立香たちは、再びエジソンとの邂逅を目的とし動き出した
矢先、ケルト兵を生け捕りにして欲しいとロビンフッドが言うので従ってみたらこうである
後方で神楽坂が吹き出し、隣のモードレッドが静かに驚いた
「インダストリ&ドミネーション！エジソン大統王は良い社長！」
ロ「良い社長！ところで、第二十六遊撃隊のアンダーソン・コマドリ少尉であります！」
「コマドリ少尉www」
風「あ、主殿…」
ヘ「壊れちまったな」
ロ「グッドテイストなニュースです！敵兵の捕縛に成功し、本拠地まで移送中であります！」
ばふばふと、声を抑え震える神楽坂が腿を叩いて堪える音がする…堪えられている事になるかは分からないが
織「うちの緑のってあんな感じだっけ」
「普通に、やるわよ…んふふw」
マ「神楽坂さん…呼吸が浅くなって捻り出すようなお声に…」
「ひぃ…w」
ロ「アイヨー。それじゃ、全員ついてこーい＿＿＿それからそこ、いつまで笑ってんです」
機械化兵との会話を終えたロビンフッドが振り返る。その視線が神楽坂に向く…そこに含まれるのは怒りというよりは呆れや羞恥のようだが
「………」
ロ「おーい」
風「すみませんコマドリ少尉…主殿は今笑いすぎて会話に割く呼吸が…」
ロ「なに悪気ゼロの顔でその呼び方続けてんだよ」
「コwマwドwリw」
モ「おーわかったわかった。吐いて吸え」
へ「だめだ…吐くにも吸うにも揺れちまってる」
ナ「呼吸困難ですか？」
立「違うので落ち着いてください」
ロ「「こんなにツボにはまった神楽坂初めて見たなあ…」」
神楽坂の笑いが収まらぬまま、ケルト陣営のバイコーンが一同の前に現れる
ロ「「ぶっ飛んだ連中まで召喚するなあ、女王様とやらは！」」
モ「おーいマスター。オレあいつ斬りに行っていいか？」
モードレッドが自分に引っ付いて震えていた神楽坂にお伺いを立てると、主人は顔を上げずにサムズアップしてモードレッドを送り出す
織「ほれ神楽坂ひっひっふーじゃ」
風「違いますよ」
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作者名：アクエリアス | 作成日時：2023年11月14日 12時
