酒盛:8 ページ8
脅してきたかと思えば当然イラついた様子で舌を打つジャンヌ・オルタに、立香は困惑する
彼女の前に立った沖田総司とデオンは警戒を緩める事なく抜刀寸前…背後を取っている荊軻は既に刃が出てるけど
それを意にも介さない不気味さも相まって、場は緊迫していた
デ「…今すぐに立ち去るのなら見逃そう、竜の魔女」
荊「いや、殺した方が早い」
ジャ「物騒ですね」
沖「あなたが一番"そう"だと思いますけど？」
殺気立つ三騎に、立香がブレーキをかけようとしたところへ…もう一人、その場に現れる
ア「…なんだ、修羅場か？」
立「＿アンデルセン！」
ちまっとした青い物書きこと、アンデルセン。彼の登場にジャンヌ・オルタは舌を打つ
ア「素材集めに精を出す飼い主の居ぬ間に反抗期か、ジャンヌ・オルタ」
ジャ「別に何もしていません。貴方こそ、珍しく外出ですか？」
荊「向こうのサーヴァントか…このアヴェンジャーがマスターにちょっかいをかけるものだからな…」
アンデルセンは荊軻の説明を聞きながら…ふい、と顔を背けるジャンヌ・オルタに視線を置く
ア「何だ、宣戦布告でもしていたか？」
ジャ「していません」
沖「いやしてましたよ」
立「…私がかぐちゃんに気を許してたら、あなたが困ることがなにかあるの？」
文脈を思い返し、立香がおずおずと問いかける
ジャ「…………別に、困りはしません。私には関係のない事ですから」
立香と荊軻が首を傾げる。なるほど分からん…そこから数分、ジャンヌ・オルタは黙りこくってしまう。表情はすこぶる険しい
沖「何なんですか？マスター、もう斬って良いですかね？」
立「ダメですかね…あの、アンデルセン…？」
ア「悪いと思わんでもないが、もう少しだけ待て」
ジャ「……困らないわよね」
沖「は？」
立「うん？」
ジャ「あなたには、少し冗談を言ったくらいで馳せ参じる、英霊が沢山いるのですから…私一人が、ほんの少し力を得たところで困る事もないでしょう？と聞いているんです」
段々と声のボリュームを上げながら、突然そんな事を言い出した
荊「そうは聞こえなかったな」
デ「そうだね…」
ジャ「外野は黙っててちょうだい」
沖「何なんですか貴女」
立「まあまあ……えーっと、つまり…？」
ジャ「私の＿＿＿」
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アクエリアス(プロフ) - あきさん» あきさんコメントありがとうございます^ ^更新久々になってしまって申し訳ないです…またぼちぼち頑張っていくので、楽しんでいただけたら幸いです！ (5月9日 8時) (
レス) id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編おめでとうございます。楽しみにしていたのでお知らせが来た時めちゃくちゃ嬉しかったです。応援しています、更新頑張ってください。 (5月9日 0時) (レス) @page2 id: e5aed7d47b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクエリアス | 作成日時：2023年5月8日 23時
