対面:2 ページ43
一同はレジスタンスと合流することとなる
…翌朝。ある街で朝を迎えた私たちに、ジェロニモは助けた目的を明かす
協力して欲しいのは無論とのことだが、もう一つ…彼らの仲間の治療をナイチンゲールに依頼する為だ
ジェ「君の治療があれば何とかなるかもしれない」
運ばれてきた英霊の名は、ラーマ。これまた、カルナに匹敵するインドの英雄だ
なのだが……
織「おい何だそれは…心臓が半ば抉られとるんじゃが！？」
「ノッブ静かに」
織「その呼び方やめい。わしってば第六天魔王なんじゃが？」
逆によく生きてるな、としか言葉が出ない。想像を超える苦痛だろうが、それでも言葉を交わすことさえ叶うのはやはり大英雄たるが故だろうか
なんならナイチンゲールと口論までしている…確かにラーマほどの英雄から戦う術は奪わないで欲しいな
「ところで、どこの誰がコサラの王ラーマほどの英雄にこんな深傷を？彼、見た感じセイバーでしょう？」
他の誰かに聞いたつもりだったが、本人の口からそれは語られる
ラ「仕方あるまい…何しろ相手は……クー・フーリン。アイルランド最強の英雄だ」
モ「＿＿‼︎」
マ、立「「なっ！？」」
その名を聞いた神楽坂が苦虫を噛んだような顔になる
「…………死棘の槍、ゲイ・ボルクを受けたのね…」
ロ「「うわあ…いるよなぁ、ケルトの戦士達が相手なんだから」」
…神楽坂とて予想しなかったわけではないが……クー・フーリンが相手ときた
「頭の痛い話だわ…敵だと厄介この上ないのよ、ランサーは」
へ「だろうな」
「でもゲイ・ボルクは必中必殺。槍が放たれた時にはすでに“心臓に槍が命中した”という結果が付いてくる…まず生きてることが奇跡よ」
そこで空からの気配に一同が会話を切る。ワイバーンだな
ジェ「ちっ、斥候か」
「いいわ、こっちで引き受ける＿一匹も逃さないでね」
モ「誰に言ってやがる！」
織「皆殺しじゃあ！」
風「僕が退路を塞いできます」
へ「じゃあオジサンもそっちで」
背後でドンぱちする中で、神楽坂は平然と「続けてどうぞ」と促す
ジェ「サーヴァントが六騎増えるというのは…本当に頼もしいな」
「ふふ、ありがと」
ナ「…現在、少年の治療は叶いません。これは偏に私の力不足です…ですが私は彼を見捨てたくないし、見捨てる気もありません」
生きようとする意思がある限り、決して見捨てはしないと。だから方法を教えて欲しいと言う、彼女の知らない技術を、方法を…
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アクエリアス(プロフ) - あきさん» あきさんコメントありがとうございます^ ^更新久々になってしまって申し訳ないです…またぼちぼち頑張っていくので、楽しんでいただけたら幸いです！ (5月9日 8時) (
レス) id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編おめでとうございます。楽しみにしていたのでお知らせが来た時めちゃくちゃ嬉しかったです。応援しています、更新頑張ってください。 (5月9日 0時) (レス) @page2 id: e5aed7d47b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクエリアス | 作成日時：2023年5月8日 23時
