天使:7 ページ39
「出番か。心得た」
突然現れた強大な反応
(こんな、トップクラスのサーヴァントの出現に気付けないワケがない…これはっ)
令呪による強制転移に近い…めちゃくちゃしてくれる
カ「異邦からの客人よ。手荒い歓迎だが悪く思うな＿＿＿＿『梵天よ、地を覆え』」
ロ「「撤退し…駄目だ速すぎるっ」」
「ランサー立香を＿ッ‼︎」
織「チィ！！」
マシュが咄嗟に前に出るのが見えて、一度意識が飛んだ
＿＿＿ぼんやりとする頭を叩き起こすと、体が言うことを聞かず上手く動かせない
失神し倒れる立香達の前にヘクトールが膝をついているのを横目に見て、自分を支えている存在に気づいた
「…のぶ……」
織「この…うつけ……っ…」
小太郎は完全に沈黙。私を庇うように抱える信長と、その前に立っている…兜を装備したモードレッド
全員、息が荒い。無理もないか…信長はギリギリだ
降りてきたカルナと呼ばれる英霊……カルナ…マハーバーラタに出てくる大英雄
カ「よく守った、と言うべきか」
モ「そりゃどーも…！」
へ(とんでもねえのが出てきやがったな…)
立た、なきゃ。
カ「降伏を進める。今のお前達では些か分が悪い」
「…そ、簡単に……っ」
おぼつかない感覚のまま地面を踏むと、銃声が鳴った
「ッ、あ゛ぁ…‼︎」
腰に忍ばせてある銃に手を伸ばしかけた右腕に一発鉛玉が食い込む。情けない声をあげて倒れ込んだ
織「神楽ざか…ッ」
モ「テンメェ…」
エ「この子達は容赦なくマスターを狙うわよ。別に殺したいわけじゃないわ、ひとまず捕まってもらえないかしら？」
モ「おこと、わりだ…！」
エ「…まるで狂犬だわ。カルナ」
カルナが槍を構える
モ「上等…‼︎＿＿＿＿＿っ…」
一歩踏み出したモードレッドが…踏みとどまる。動きを止めて、軸にした足へ視線を落とした
モ「マス、……お前…」
その足に、神楽坂の手がかかっていた。もちろん力などこれっぽっちも籠っていない
むしろ気付いたのが不思議なくらいだ
ぼそぼそと、声にならない音が耳に届く。聞こえずとも、何を言っているのか分かった＿＿剣を収めろと言うのだ。戦うなと
(捕まえる、と言った。なら…掛けるのは今じゃない……貴方をここで失うわけにはいかない)
途切れそうな思考の中でそんな事を考えるが、声にできなければ念話を繋ごうと言う選択肢も今は思い浮かばない
モードレッドは歯を食いしばりながら前方を睨みつける……睨みつけて…魔力と剣を収めた
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アクエリアス(プロフ) - あきさん» あきさんコメントありがとうございます^ ^更新久々になってしまって申し訳ないです…またぼちぼち頑張っていくので、楽しんでいただけたら幸いです！ (5月9日 8時) (
レス) id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編おめでとうございます。楽しみにしていたのでお知らせが来た時めちゃくちゃ嬉しかったです。応援しています、更新頑張ってください。 (5月9日 0時) (レス) @page2 id: e5aed7d47b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクエリアス | 作成日時：2023年5月8日 23時
