天使:3 ページ35
「看護師を名乗る女性で英霊になれる偉人とくれば…おそらくはナイチンゲール、でしょうね」
クリミアの天使と名高いあのフローレンス・ナイチンゲール
モ「ありゃバーサーカーだな。めちゃくちゃだぜあの女」
織「貴様が言うか…？」
信長の呟きに一同頷きたいところだが、グッと堪える
モ「……んで、これからどうすんだよマスター」
「正しい歴史を、と言うのなら味方すべきはアメリカ軍ね。彼らを勝利させることが特異点の修復に繋がるでしょう…どちらかと言うとイギリス側を消す、なのかな」
そこで、「敵襲」と周囲が騒つく。瞬間、テントの一角、神楽坂たちの雰囲気がピリついた
「…行くわよ。小太郎、先行して」
風「はっ」
「モードレッド、私のこと抱えて」
モ「ったく、しゃーねえな」
平然と頼む神楽坂にため息を吐いたモードレッドが手招きする
ヘ「それでいーんで？マスター」
「え、うん」
モードレッドは神楽坂を小脇に抱えている。いや良くないだろ
織(緑のが見たら顔を覆うじゃろな)
「ヘクトールは今回も待機、一応ね」
ヘ「そいつは有難いねぇ。オジサンおサボり出来るなら願ったり叶ったりよ」
女子3人(1名は否認)に呆れられながら、ヘクトールはへらりと笑って霊体化した
立香が辿り着くより速く、迫って来た兵士を神楽坂達は薙ぎ払った
ナ「……彼らは？」
マ「味方です！…遅くなってすみません！神楽坂さん」
「いーのよ、私の仕事だもの」
荒野の風に吹かれて黒髪が揺れる…
「それに＿＿ここからが本番よ」
ロ「「敵性サーヴァントの反応がある！二騎！」」
姿を現したサーヴァントの姿を見て、神楽坂はわずかに夕陽の色を浴びて黒く輝く瞳を見張った
「王よ、見つけましたぞ」
ヘ((＿ありゃまあ残念、敵でしたね))
「…そうね」
現れたサーヴァント、ディルムッドと…フィン・マックール
(フィン・マックール…ディルムッドの仕えた主か)
フィ「さて、それでは戦おう」
ディ「御意！ではご婦人方、お覚悟を」
武器を構える二騎と神楽坂を交互に見て、立香が動揺をみせる
立「かぐちゃん…っ」
「大丈夫よ。本人から許可は得てるから」
＿万が一敵であったなら、容赦など不要です。
「立香は下がってて…」
ディ「フィオナ騎士団が一番槍、ディルムッド・オディナ、参る」
対峙すれば、自分の槍と名乗る方のディルムッドの姿がよぎる
「セイバー、遠慮は要らないわよ」
モ「頼まれてもしねぇよ‼︎」
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アクエリアス(プロフ) - あきさん» あきさんコメントありがとうございます^ ^更新久々になってしまって申し訳ないです…またぼちぼち頑張っていくので、楽しんでいただけたら幸いです！ (5月9日 8時) (
レス) id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編おめでとうございます。楽しみにしていたのでお知らせが来た時めちゃくちゃ嬉しかったです。応援しています、更新頑張ってください。 (5月9日 0時) (レス) @page2 id: e5aed7d47b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクエリアス | 作成日時：2023年5月8日 23時
