天使:1 ページ33
ディ「例え貴女の槍でなくとも、人理を守る為の戦いとあらば我が槍の冴えは変わらぬでしょう……貴女の私の方が全体的に強いとは思いますが」
「…っふふ…そうね。敵じゃない事だけ祈っとくわ」
思わず失笑する。私が笑みを溢した途端、周囲の雰囲気が変わった気がするのは気のせいかな
ディ「万が一敵であったなら、容赦など不要です」
「了解したわ」
まったく、真面目な顔で何を言っているのか
ア「…マスター」
工房の入り口横で静かにしていたアキレウスに呼び止められ足を止める。アキレウスが何かを言う前に小さく口角を上げて、そのまま先に言葉にする
「…喚んだらすぐ来てね」
ア「＿＿ああ。迷わず俺を呼べ。どこにだって駆け付けてやる」
モ「おい、遅れるぜマスター」
「ええ。行きましょう」
廊下を進むマスターの後ろを四騎のサーヴァントが着いて歩く
モ「あの聖女もどきはどうしたんだよ。連れてかねーのか？」
「心配しなくても、後で会えるわよ」
心配なんか間違ってもしていないと抗議するモードレッドをあしらって、神楽坂はただ前を向く。一瞬足を止めれば、管制室への扉が開いて…奥へ進んだ
「＿お待たせ」
＿＿時間ちょうどに来たかぐちゃんは、普段と雰囲気が違っていて…管制室に緊張が走る
後ろに立っているかぐちゃんのサーヴァント達も、鬼気迫るような感じがした
かぐちゃんが、なんだか怖い
ロ「揃ったし、ブリーフィングを始めるよ」
ドクターの言葉を聞きながら、隣に立ったかぐちゃんを盗み見ていると、不意に目が合った
「…緊張してる？」
立「う、ううん…！大丈夫！」
柔らかい声、普段のかぐちゃんだ…
ロ「ソロモンは残り三つの特異点をこちらが攻略する分には構わないらしい。それまでは襲わない、と彼は公言した」
そんな彼が聖杯を送った第五の特異点は、北アメリカ大陸。魔術的にはなんてことないが、歴史的には無視できない…そんな場所
ロ「あの国にはあらゆるものに叛逆するようなアウトローの伝説が根強く残っている」
織「ぬはは！そなたにピッタリではないか！」
モ「叛逆って言葉はいい響きだが、オレは騎士だぜ？」
信長の言葉でモードレッドに視線が集まり笑いを誘う
ロ「ではレイシフトを開始する。二人とも準備を」
立「はい！」
「ええ」
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アクエリアス(プロフ) - あきさん» あきさんコメントありがとうございます^ ^更新久々になってしまって申し訳ないです…またぼちぼち頑張っていくので、楽しんでいただけたら幸いです！ (5月9日 8時) (
レス) id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編おめでとうございます。楽しみにしていたのでお知らせが来た時めちゃくちゃ嬉しかったです。応援しています、更新頑張ってください。 (5月9日 0時) (レス) @page2 id: e5aed7d47b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクエリアス | 作成日時：2023年5月8日 23時
