暗雲:8 ページ22
エ「いや、少し違う…！」
いくつかの影…明らかな敵意
ク「シャドウサーヴァントに近えな！その上」
「「全敵性反応に狂化状態を確認！」」
「全員がバーサーカーってこと！？」
鋭い音が洞窟に鳴り響く。勢いよく仕掛けてきた数体をエミヤを除く三人が抑えた
その間を縫って、二体が神楽坂とエミヤの脇を抜けて洞窟の出口へ向かって行った…まずい
モ「おい！外に出る気だぞ！」
山を降りられたら町に被害が及ぶ…！
「ッ、追ってランサー！！エミヤは援護を！」
エ「承知した！構わず行け、ランサー！」
ク「言われるまでもねえ！」
槍を一振りし間合いを作ったクーは外へ向かった奴らを追う。それを逃さんと牙を剥く二体をエミヤの弓が牽制し…クーは洞窟を抜けた
「ロビン聞こえる！？敵が二体そっちに降りる！迎撃用意を！すぐにランサーが追いつくわ！」
ロビンに緊急を伝えて向き直る
エ「四体か…」
モ「！＿＿おいおい！」
再び魔法陣が輝きを放つ…
ジャ「そうはならないでしょ！？」
モ「なってるだろうが！！来るぞ！！」
新たにもう六体の狂戦士が召喚された。これはまずい
「一旦アレ塞ぐわ！ジャンヌ援護して！」
ジャ「ええ」
エ「塞いだら一度離脱するぞ！ここでは相手にしきれん！」
これ以上出てこないようまず陣に干渉し、妨害する神楽坂。本能的なものか、彼女に襲いかかる奴らをジャンヌとエミヤが寄せ付けまいと奮戦する…神楽坂は持てる力の限りを尽くし、わずかな時間で“穴”を封じた
「＿＿＿閉じた！モードレッド、壊して！」
モ「よし来た！！」
洞窟の中心、魔法陣のある場所にモードレッドがクラレントを突き立てる
エ「外に出るぞ！マスター、掴まれ！」
モ「一々仕切るんじゃねえ！」
「ジャンヌ！遅れないで！」
ジャ「分かっています！」
奴らよりひと足先に、全員で竜の巣を抜ける。指示の言葉もなく、神楽坂の魔力が巡り、モードレッドとジャンヌが雷と炎を以って穴を塞いだ
「何体残った！？」
「「敵性反応有り！八つの反応を確認‼︎うち二つは殆ど戦闘不能状態ですが…っ」」
「くそ！思ったより頑丈ね…！」
エ「マスター！君は山を下れ！」
「けどっ…ちょ、うわ！？」
一体の武器が神楽坂を目掛けカッ飛ぶ。避けはしたものの、勢いよく砕けた地面に足を取られ、その体が下へ向けて投げ出された
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アクエリアス(プロフ) - あきさん» あきさんコメントありがとうございます^ ^更新久々になってしまって申し訳ないです…またぼちぼち頑張っていくので、楽しんでいただけたら幸いです！ (5月9日 8時) (
レス) id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編おめでとうございます。楽しみにしていたのでお知らせが来た時めちゃくちゃ嬉しかったです。応援しています、更新頑張ってください。 (5月9日 0時) (レス) @page2 id: e5aed7d47b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクエリアス | 作成日時：2023年5月8日 23時
