酒盛:3 ページ3
そもそも最初に噛んだのは信長なんだよな、と思っていたのもほんの一瞬
瞬きの間に溢れた殺気に、咄嗟に手を伸ばして目の前にある片腕を掴む。しかし勢いのある彼女の動きに引き摺られるだけとなり、ロビンの首に剣を添えたモードレッドの腕にぶら下がるだけにしかならなかった
モ「＿＿＿オレを女と呼んだな」
ロ「いけませんかね？」
モ「テメェ…っ！」
「タイムタイム！！」
クラレントがほぼ首に当たってるのに瞳孔カッ開いてモードレッドを見下ろすロビン。そこで凄まないでほしい…普段ならおっかないとか何とか言いながらヘラヘラやり過ごすのに…
「大体、なんでモードレッドにキレてるの！？」
ロ「女でガキの姿してますけどね、そこの騎士サマ、随分と獰猛な獣だぜマスター…止めてなきゃ今頃、マスターの首筋に噛みついてただろ。オタク」
モ「テメェ…二度もオレを女と、しかもガキだと呼びやがったな…？」
ロ「事実だろ」
モ「よし＿＿殺す」
ていうか外野の皆さん、止めるかどうか視線を交わして相談してないで止めて。お願いだから。誰でもいいから。
ロ「ちょいと下がっててくれます？」
モ「退いてろマスター。怪我したくねえだろ」
「退いたらキッチンが吹っ飛ぶでしょ！二人とも武器を収めて。あと殺気と怒気も収めて」
ア「おー…あれで退かねえのか」
ク「すげえ肝っ玉」
腕組みして眺めてるアキレウスと、半笑いのクー
言ってる場合か。手伝え。
「モードレッド。あなたの嫌がる事をしたこのバカを、今日この場では許して。私も気を付けるから」
モ「……いいだろう。今回限りだ。次にオレを女と呼んだら、即刻その首を刎ねてやる」
モードレッドが剣を下げるのを見届けて、ロビンもまたボウガンを下ろす。ほっとしたところでモードレッドが鼻で笑った
モ「デカい口を叩いた割にしっかりマスターに守られてんじゃねえか。所詮は見かけ通りのナヨっとした野郎じゃねえか。どサンピンが」
ロ「！、マスっ＿＿」
パンッ＿＿。
ロビンの声を遮るように、その音が響いた。完全に傍観していた他のサーヴァント達は揃って目を見開いている……神楽坂が、モードレッドの頬を平手打ちした
…誰だ今「ヒュ〜」って言った奴二人くらいいたぞ
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アクエリアス(プロフ) - あきさん» あきさんコメントありがとうございます^ ^更新久々になってしまって申し訳ないです…またぼちぼち頑張っていくので、楽しんでいただけたら幸いです！ (5月9日 8時) (
レス) id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編おめでとうございます。楽しみにしていたのでお知らせが来た時めちゃくちゃ嬉しかったです。応援しています、更新頑張ってください。 (5月9日 0時) (レス) @page2 id: e5aed7d47b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクエリアス | 作成日時：2023年5月8日 23時
