酒盛:14 ページ14
背後からやってきて編成に口を出すモードレッドに、神楽坂は臆することなく不満そうな声を上げる
「だってもう編成決めちゃった」
モ「ハア！？ンなもん、変えりゃいーじゃねえか！」
「あのねえ…」
ジャ「＿残念だけど、明日はアンタじゃなくて私が行くのよ。
モードレッドと向き合う神楽坂の腕を引いて、ジャンヌ・オルタが勝ち誇った顔をする…なんで煽るの
ク「お前さんが夜にここへ来るなんざ珍しいな」
ジャ「何よ許可でも要るの？」
モ「テメェ…今オレのこと犬っつったか？」
ジャ「あら、間違ってるとは思わないけど」
「ちょっと二人とも…」
モ「表出ろ。オレが躾けてやるよ田舎魔女」
ジャ「アンタにそんな繊細なことできるわけないでしょ、バーサーカーのくせに」
変わらず腰掛けたままのヘクトールが、彼女達を指して問う
へ「なにあれ」
ク「よくある修羅場だ、気にすんな」
本当によくあるというか、すぐに着火する
ジャ「燃やす」
「ランサ〜…！」
ク「…へーへー」
マスターからお声がかかり、クー・フーリンが気怠げに腰を上げた
モ「＿＿あの魔神相手にボロ雑巾になってたテメェのぬるい火じゃ、オレの髪の一本も燃やせねえよ」
嘲笑うモードレッドの言葉に、神楽坂を掴むジャンヌの手がピクリと震え、場が固まる。やっば…
神楽坂がそう思った瞬間、ジャンヌから殺気と魔力と熱が溢れ出した…が
「ジャンヌ、それはダメ」
着火した炎を一瞬でおさめる、穏やかな声。その声にハッと息を呑んだジャンヌは不服そうに顔を歪め、舌打ちをして踵を返し…食堂を去った
「……モードレッド」
モ「な…なんだよ！オレが悪いのか！？」
振り返った神楽坂が、じと…とした視線をモードレッドへ送ると、ムスッとした表情で聞き返す
「どっちも悪い。でもあなたの方が大人であってくれると、とっても助かるんだけど」
モ「…アイツは騎士を侮辱した。オレは謝らねえぞ」
「謝れとは言ってない。仲良くしてとも言わない…でも、あの子の発言あれそれは私に免じて許して」
モ「…善処はしてやるよ。代わりに、明日は外に出せ」
「分かった、ありがとう」
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アクエリアス(プロフ) - あきさん» あきさんコメントありがとうございます^ ^更新久々になってしまって申し訳ないです…またぼちぼち頑張っていくので、楽しんでいただけたら幸いです！ (5月9日 8時) (
レス) id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編おめでとうございます。楽しみにしていたのでお知らせが来た時めちゃくちゃ嬉しかったです。応援しています、更新頑張ってください。 (5月9日 0時) (レス) @page2 id: e5aed7d47b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクエリアス | 作成日時：2023年5月8日 23時
