酒盛:1 ページ1
「……随分とまあ、豪勢な席になってるわね」
クーとアキレウスに連れられて、既に始まっている宴に顔を出す。皆で食堂の一角とキッチンを占領していて、私のサーヴァント達以外誰もいないみたい
ていうか何この英雄達の宴は…場違いでは
織「おお！神楽坂ではないか！遅かったのう、ほれこっちに来てわしに酌をせい！」
ア「やっと来たか。早いところあの声のでかい武将を静かにさせてくれ」
信長達から少し離れた入り口横の席でちみちみ食べていたアンデルセンが少し鬱陶しそうに私に言った。私に気づいたエミヤが厨房から出てくる
「張り切ったわね」
エ「まあ…だが安心したまえマスター。廃棄手前の食材が殆どだ。もちろん君の健康を害するような食材は使っていない…安心して食べるといい」
「そう、お疲れさま」
信長から解放されたロビンが疲れ切った様子でこちらに逃げてくる
「おつかれ」
ロ「オタクこそお疲れさん。どうでした？」
「どうもこうも、あのロマニよ？普通に話だけで次から気をつけてって…それだけ」
ロ「あの人も緩いねぇ」
ゆるりと眉を下げて笑い肩を持ち上げたロビンに同意する
「全くだよ。でも…あの緩さ甘さに、皆救われてるところはあるから」
織「いつまで喋っておるか！はよう来い！」
出来上がってる信長に返事をして、ロビンに送り出される
「飲みすぎないでよ…」
織「あの弓兵がなかなかに腕が良いのが悪いんじゃ。うはははは！」
「も〜」
モ「マスター！こんな所にいたのか！いやぁあの弓兵なかなかやるぜ！どの料理も美味いから食えよ！」
「こっちもか…」
突然肩を組んで来たモードレッドにグラスを渡されお酒を注がれる
モ「そら飲め飲め！」
ロ「A〜腹に何か入れてから飲めよー」
モ「何だあいつ、お前のかーちゃんか？」
「似たようなもんよ」
適当に返して、肉料理を一口食べてから注がれたお酒に口をつける
…流石エミヤ
「…うん、美味しい」
女性サーヴァント二騎に絡まれる神楽坂を見ながら、キッチンへ戻った二騎が言葉を交わす
エ「良いのかね、あれでは潰されるのは時間の問題だぞ」
ロ「へーきでしょ。あれで結構強いし。それ取ってくれ」
エ「ああ。君は混ざらないのかね」
ロ「マスターを労ってもう一品だけな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アクエリアス(プロフ) - あきさん» あきさんコメントありがとうございます^ ^更新久々になってしまって申し訳ないです…またぼちぼち頑張っていくので、楽しんでいただけたら幸いです！ (5月9日 8時) (
レス) id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編おめでとうございます。楽しみにしていたのでお知らせが来た時めちゃくちゃ嬉しかったです。応援しています、更新頑張ってください。 (5月9日 0時) (レス) @page2 id: e5aed7d47b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アクエリアス | 作成日時：2023年5月8日 23時
