泡沫:2 ページ18
ー新都ー
「何かしたい事、無いの？」
ロ「とりあえずあそこ入りましょう」
指差したのはショッピングモール
「…良いけど」
普通に中を見て回る
「……あれ」
ロ「どうかしました？」
「手芸屋出来てる…少し良い？」
ロ「どーぞ。オタク手芸なんてするんです？」
「しないけど、見るのは楽しい…雑貨なんかも見ていて面白いし
見るだけだけどね…」
昔よくお母さんが編み物をしていた…並ぶ沢山の毛糸を見てそれを思い出したのがきっかけだったろうか
「…あれ、ロビン？」
ロ「呼びました？」
「いや、ごめん…他の所見てた？」
ロ「平気ですよ、行きます？」
「うん」
その後も特に何もなく、何を買うでも何をなく…モール内を回っただけだ
「こんなんで良かったの？」
ロ「えぇ…あ、何か飲みます？」
視線の先には人気コーヒーチェーン…
「カフェオレ」
ロ「あいよ」
1人飲み物をテイクアウトしに彼が側を離れる…木を囲うような作りの手摺に体重をかけて彼を待つ
…また、私は彼に救われた
命を救われて、心を救われた
忘れてた
これは、何と言うのだろうか…なんて
書庫にある本の一節を思い出す＿＿＿"君が笑うと、心が弾む 君が悲しむと、心が痛む
この感情はなんて言っただろうか…知らないけれど、知っている
嗚呼…そうだ＿＿＿"
ロ「お待たせしました。意外と混んでましたね」
「ありがと」
ロ「んじゃ、帰りますか」
「もう良いの？」
ロ「まぁね。満足しましたわ」
"これは恋というんだ＿＿＿多分人は、この感情を恋と呼ぶんだ"
「君が満足したなら良いか…」
"然し皆嘘吐きだ…これが甘酸っぱいだなんて、どうかしてる
恋の味は人によって違うのだろうか？だがそうでなければ、きっと皆味覚がおかしくなっているのだろう
甘酸っぱくもなければ甘いだけの砂糖でも 酸っぱいだけの檸檬でもない
嗚呼でも確かに………
苦さはあるけれど…時々少し甘い気がしないでもない"
「＿＿＿＿＿"まるでカフェオレの味だ"」
ロ「…はい？」
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アクエリアス(プロフ) - 愛織姫さん» ありがとうございます！！ロビン推しの読者様からお涙頂戴……できれば読者様を泣かしてみたいなぁと思い書いていたので、とても嬉しいです()別ルートの彼らも見守っていただければ幸いです！ (2019年9月22日 1時) (
レス) id: aac96d2a4f (このIDを非表示/違反報告)
愛織姫(プロフ) - 1つのルート完成おめでとうございます…！見てて泣きました。ロビン推しにはたまりません…… (2019年9月20日 9時) (レス) id: 539be50dcb (このIDを非表示/違反報告)
アクエリアス(プロフ) - 黒瀬さん» ありがとうございます！そう言っていただけてホッとしてますε-(´∀｀; )番外編の方もお読み頂いているようで、嬉しい限りです！私なんかの小説でロビンの良さを感じて頂けたなんて…ロビン最推し作者としてこれ以上ないお言葉です！続編も頑張ります！ (2019年9月18日 23時) (レス) id: aac96d2a4f (このIDを非表示/違反報告)
アクエリアス(プロフ) - 霧雨さん» 霧雨様、コメントありがとうございます！また最後までお読みいただきありがとうございました！！このコンビを好きだと思って頂けてとても嬉しいです(*´ー｀*)続編の方も頑張りたいと思っておりますので、これからもよろしくお願いします！ (2019年9月18日 23時) (レス) id: aac96d2a4f (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！すごく素敵な作品で、更新が毎回楽しみでした。番外編の方との暖かい雰囲気と、本編の雰囲気が両方とも大好きです！この作品でロビンの良さに再び気づけました。続編もお供します！！ (2019年9月18日 23時) (レス) id: 8cdd57f528 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクエリアス | 作成日時：2018年11月12日 22時
