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m「俺、後ろから着いてくから気にしないで？」
「いいから、手貸して」
引かれた手を追いかけるようにその手を掴むと、申し訳なさそうに下を向いていた目黒がゆっくりと顔を上げて
m「.....ごめんね、俺あんまり目見えなくて、」
なんて、苦笑いしながら言った、
掴んだ手は涼太の方を気にしつつ俺の腕を握って。
d 「そうだったんだ、俺が前歩こうか？」
m「そんな道狭くなければ大丈夫、迷惑掛けちゃってごめんね？」
d 「.......ん、なにが？迷惑なんかじゃないしむしろ教えてくれて嬉しかったけど、」
涼太の通常運転に
当の目黒は不思議そうに首を傾げてる
「.......こいつ、そういう奴だから」
m「あははっ、なんか翔太くんと長年一緒にいたって感じするかも 笑」
「それ褒めてんの....？」
m「もちろん、宮舘くんありがとね？」
d 「全然、気にしないで？」
幼馴染の俺が “ 男を好きになったかもしれない ”
なんて言ったときも嫌な顔一つせず、話を聞いてくれた涼太の好きなところがまた垣間見えた気がする
そんな涼太の言葉で少し楽になったのか、
目黒も遠慮するように握っていた俺の腕をいつもみたいにしっかりと握り直した
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d 「じゃあここで、2人とも今日はありがとう」
m「こちらこそ来てくれてありがとう、またゆっくり話せたらいいね！」
d 「次は2人で、なんてどう？翔太がいたら話しにくい話もあるだろうしもっと話聞きたいな」
m「ははっ、いいね！その時は翔太くんを介して会う約束しなきゃだけど 笑」
「2人で会うならお前らで調整すりゃいいだろ.....」
m「それもそうか笑、宮舘くん連絡先教えて？」
d 「もちろん、ちょっと待ってね？」
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作者名：まる | 作成日時：2023年1月29日 11時
