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『紫耀が悪いんじゃん！』
紫「だって…
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未来ちゃんに彼氏がいたなんて知らなかったんだもん！！」
そう。
紫耀は最近好きな人が出来た。
同じ会社の受付で働く未来ちゃん。
紫耀は勇気を振り絞り、連絡先を聞こうと
声をかけたみたいだが、丁度その場面を彼氏さんに
見られてしまったそうだ。
その彼氏さんは紫耀の上司。
これからその上司がいる飲み会に誘われたみたいだ。
『はぁ…力強すぎ…』
紫「はぁ…気まずすぎ…」
ふにゃんとその場にしゃがみ込む彼。
『誤解は解いたんだし大丈夫だって』
紫「A…お願い…ついて来てよ…」
『だから嫌だってば…』
紫「…この薄情者…」
『はいはい。じゃ、私帰るね』
紫「え、帰っちゃうの？！」
『また話聞いてあげるから』
うなだれる彼に手を振り、自宅へと帰る。
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ガチャ
扉を開くと、玄関には男物の革靴が置いてあった。
『え…』
部屋中には美味しそうな匂いが漂っている。
恐る恐る部屋の中へと足を進めキッチンに
目をやると、そこにはスーツを着た彼。
腕まくりされたシャツから綺麗な手が伸びている。
え…何で…
優「お、A！おかえり」
『優太…何で？！』
優太とは職場が離れていてお互い仕事も忙しく
しばらく会えずにいた。
優「あと少しで出来るから座って待ってて！」
『え、でも…なんでここに？』
質問しても答えてもらえず、ソファへと座らせれた。
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mai(プロフ) - みよさん» コメントありがとうございます！！そう言って頂けて凄く嬉しいです♪頑張れます(;_;)ありがとうございます♪ (2020年7月7日 15時) (
レス) id: 7507fffa32 (このIDを非表示/違反報告)
みよ(プロフ) - 終わり方凄い感動しました！とっても読み応えあって面白かったです!!! (2020年7月5日 1時) (レス) id: 9238d6c588 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mai | 作成日時：2020年6月14日 15時
