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どれくらい時間が経っただろう…
ベンチに座り、ただ、ぼーっと遠くを見つめていた。
未だに止まらない涙に、嫌気が差してきた時
『紫耀…』
声がした方に目をやると、Aと岸くんが
そこにいた。
紫「…なんで？」
ゆっくりと俺の方へ歩いて近づいてくる彼女。
急いで涙を拭う。
紫「…何してんだよ？
体調は、もう大丈夫なのかよ？」
『うん、もう大丈夫。紫耀がずっと側で
看病してくれてたおかげ』
紫「………」
『紫耀…ちょっと話そ？』
そう言って、彼女は俺の隣にゆっくり座った。
さっきまでいたはずの岸くんはそこには居なくて
公園の出口を通りすぎる彼の背中が見えた。
きっとAと2人で話が出来る様に
してくれたんだろう。
紫「…岸くんとは、話せたの？」
『うん』
紫「そっか…。よかったな、A！」
これは本心だ。
ようやく2人の思いが通じ合ったんだから。
『うん…』
紫「俺さ…」
だけど、最後くらいいいよね？
こんな事言うのは、今日で最後にするから…
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mai(プロフ) - みよさん» コメントありがとうございます！！そう言って頂けて凄く嬉しいです♪頑張れます(;_;)ありがとうございます♪ (2020年7月7日 15時) (
レス) id: 7507fffa32 (このIDを非表示/違反報告)
みよ(プロフ) - 終わり方凄い感動しました！とっても読み応えあって面白かったです!!! (2020年7月5日 1時) (レス) id: 9238d6c588 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mai | 作成日時：2020年6月14日 15時
