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you side
優太は話し終えると、ゆっくりと顔をあげ
真っ直ぐに私を見つめる。
優「ほんと勝手でごめん…
でも俺、あの時の"約束"ちゃんと覚えてる
忘れた事なんてない」
膝の上に置いてある手をぎゅっと握りしめている彼。
私は、その手の上にそっと手を重ねる。
『私ね、さっき夢を見てた。
それで、夢の中のワタシに言われたの。
逃げてるって。
傷つくのが怖くて、優太から逃げたの…』
優「………」
これで良かったんだろうか…
本当にまた出会って良かったのだろうか…
ようやく会えた喜びの反面、あの頃の綺麗な
思い出として、心に留めて置くべきだったんじゃ
ないかとそう自分に嘘を付いていたんだ。
だけど本当はずっとずっと優太が大好きだったし
再会した今も変わらない。
逃げる事も自分の気持ちに嘘つくのも
もうしない。したくない。
優太にちゃんと伝えたい。
『私、ずっと優太を探してた。
優太がいなくなった日からずっと。
ずっと好きだったの！私、今も優太の事…』
優「俺も」
『へ？』
さっき重ねた手の上に、彼の大きくて綺麗な手が重なった。
優「俺もAが好き。ずっと会いたかった…」
重なった手に引き寄せられ
私は彼の腕の中に包み込まれた。
『優太…』
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mai(プロフ) - みよさん» コメントありがとうございます！！そう言って頂けて凄く嬉しいです♪頑張れます(;_;)ありがとうございます♪ (2020年7月7日 15時) (
レス) id: 7507fffa32 (このIDを非表示/違反報告)
みよ(プロフ) - 終わり方凄い感動しました！とっても読み応えあって面白かったです!!! (2020年7月5日 1時) (レス) id: 9238d6c588 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mai | 作成日時：2020年6月14日 15時
