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紫「…むかつく」
優「へ？え、な、何でぇ！？」
目を大きく見開き、困惑している様子の彼。
紫「…何となく」
優「えぇ…ごめん…」
表情を次々に変え、ワタワタと騒がしい彼を
見ていると、何だか笑えてきて
紫「ぷはは！」
つい吹き出してしまった。
優「へ？！」
何だか、思ってたよりも良い人そうかも…
初めて見た時は、落ち着いた雰囲気で
知的ぶってていけ好かない奴。
なんて思っていたけど、どうやらその真逆の様だ。
紫「うそうそ！落ち着いて、岸くん」
彼が食べていた蕎麦がひっくり返りそうで
それをテーブルの中央に引き寄せた。
優「あ、ありがとう」
紫「もぉー
そんなに暴れたら蕎麦が溢れる……じゃん……」
手に持った蕎麦にふと目が止まる。
蕎麦…
Aって
ずっと蕎麦屋でバイトしてたよな…
それって、やっぱり岸くんに関係しているの…？
その瞬間
目の前にいる彼は、俺なんかじゃ到底敵わない
相手なんだと思い知らされた。
何も知らない彼は、呑気に蕎麦をすすっている。
紫「やっぱりむかつく…」
優「えー！！！なんでよ？？」
紫「教えない！」
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mai(プロフ) - みよさん» コメントありがとうございます！！そう言って頂けて凄く嬉しいです♪頑張れます(;_;)ありがとうございます♪ (2020年7月7日 15時) (
レス) id: 7507fffa32 (このIDを非表示/違反報告)
みよ(プロフ) - 終わり方凄い感動しました！とっても読み応えあって面白かったです!!! (2020年7月5日 1時) (レス) id: 9238d6c588 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mai | 作成日時：2020年6月14日 15時
