歌い手系カフェ店員と声優さん

36杯(斉藤side) ページ37

Aちゃんは津田さんの太ももでただただ寝てる

時々起きて寝る

津田さんは時々頭をなでたり頬をつんつんしてたり

「そーまぁ、何Aのこと見つめてんのぉ？」

「見つめてないですよ〜

江口さん結構酔ってますね？そろそろ帰ります？」

「というーか、お開きだな」

「そうですね」

「いい時間ですしね！」

みんなちらほらと支度を始める

Aちゃんはどーするんだろ

だれか家知ってる人いるのかな

「Aちゃんは？誰か家知ってる？」

福山さんも思ってたみたいでみんなが顔を合わせる

もしかして

「誰も知らない？」

「浅沼さんは自分の家につれて帰ったって
言ってましたよ」

「とりあえず起こして住所聞き出そ

無理だったらその時考えようかw」

「A？？起きて、帰るぞ」

津田さんに声をかけられて目をこするA

『ぅ〜ん』

「家の住所言える？？」

『はぃ』

「誰が送ってく？」

「俺と同じ方向みたいだから俺送っていくよ」

「すみません俺が連れてきたのに」

「いやいや、潰したのは俺だからいいんだよ」


津田さんはAを起こし、
そのまま手を引いて帰った

帰る際の会計のときに気づいたんだけど、
全員分の支払いもしくれたみたいで

男だらけのこの人数だから結構な金額なのに


太っ腹

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