乙ゲーの裏の世界はこうなっている[ヒロアカ] (ページ13)

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急にヒロアカの話なるんですけど、さすがに映画3回目はバイトしてない私にとったら辛いけど、特典欲しいから行くべきなんですかね。もう財布が悲鳴あげてます泣き泣きページ13

『なんか最近マンネリ化してますよねぇ』

切「急にどうしたんだ？」

『このゲーム、もっとやり込み要素付けたいんですよ』

なるほど、なんて笑っていますけど、こっちは真剣なんですよ

一緒に考えて欲しいけど、切島くんは乙女心分かってないタイプの男子だし

切「今失礼な事考えただろ」

『そんな事ないですよ』

切「目逸らすな」

両頬に手を添えて、グイッと彼の方に向けられました

だから、これは攻略対象に、、、

『これだ』

切「は？」

『このゲームに、お触りのオプションを付けましょう！』

切「どういう事だ？」

ふふふ、私名案が浮かんじゃいました

『好きなキャラを選択して、頭を撫でたり顔に触ったりする事が出来るっていうミニゲームみたいなモノです』

切「なるほど、アリだな！」

ここまで私の話をしっかり聞いてくれるのは、貴方だけですよ

涙が出てきそうです

熱い握手を交わして、早速作業に取り掛かりました

切「なんかプレゼントしたら、好感度上がるのは？」

『いいですね
モノによってはお金がいるように設定しましょう』

切「お金ばっか掛けさせるゲームは、顧客離れてくぞ」

『そこは調整しますって』

こんなにも仕事が捗るのは初めてです

なんだか凄く楽しく感じます

彼は彼で凄く真面目なので、色々案を出してくれますし

切「じゃあ、レベルアップする度に貰えるスチルも必要だな」

『そうですね
ミニストーリーも付けたいです』

切「すげぇ、こんなに仕事してるA初めて見た」

『あんたは失礼ですね』

失礼なのはお前だよ、という目で見てこないでください

私は、単純に思った事が顔に出るタイプなだけなんです

まぁ、そんな事は置いといて

『企画書、完成しましたー！』

切「おぉー！」

拍手をしながら、キラキラした目で見てくれる彼と、ありがとう、と再度握手を交わしました

うん、最高だぁ

これさえ入れば、きっと満足度も上がるはず